◎相反抑制(相反する筋の一方が働くことで他方が働きが抑えられる)を使ったストレッチ。
コンディショニング・トレーナー大森です。
「絶対」という言葉って、なかなか使えないと思うんですよね。
しかし、それをタイトルに使ったワークショップに参加してきて、
そして本当に成果が出たので、さすがでした。
今回は「絶対にカラダが柔らかくなるワークショップ」に参加したお話です。
----------
※URLは開催済みのものですので、今後無くなるかもしれません。
一昨年くらいから急に研修やワークショップに参加させていただいている
中村尚人先生のワークショップです。
理学療法士であり、ヨガインストラクターであり、ピラティスインストラクターである中村尚人先生は運動解剖学のスペシャリストで、
その知識と経験をユニークな視点で教えてくれるクラスはとても分かりやすく毎回素晴らしい学びと気づきを与えてくれます。
今回はヨガのポーズをより柔らかくするためのテクニックをいくつか紹介して頂きましたが、
ヨガだけでなく日常動作やスポーツ動作の柔軟性向上にも十分応用が利くテクニックでした。
理屈としては「相反抑制」という、
関連し合う筋肉の一方を筋発揮することでもう一方の筋発揮が抑制させる=筋緊張が収まり柔らかくなる働き、を利用したものでした。
例として、前屈を考えます。
前屈が固い時は「もも裏」や「腰」が固いことが多いのですが、
「もも裏」「腰」の筋肉を無理やり伸ばそうとしてもかえって痛めることになりがちです。
そうではなく「前屈をする方向」、
つまり「もも裏」に対して「もも前」、「腰」に対して「腹筋」を使うことで、
結果として「もも裏」と「腰」の筋肉の働きを抑制して、柔軟性を高めます。
…分かりますかね?(^_^;)
固い筋肉を意識するのではなく、固い筋肉をゆるめることで進む方向を意識して、
よりアクティブな身体の使い方をする、とも言えます。
具体的なテクニックを知りたい方はぜひ直接ちょっとした時間でも良いので聞いてください。
「絶対」とはまだ言えませんが、かなりの確率で柔軟性向上を実感して頂けると思いますし、
「そもそも柔軟性を上げるということは?」の理解につながります。
より柔軟性を高めるためにはもちろん練習、トレーニングが必要ですが、
少なくとも〝努力をする方向性〟は得られると思います。
大森も、前後開脚と180°開脚を目指しています。
夏までにいける…気がしますので、またアップしたいと思います。
一緒にがんばりたいという方は、ぜひご連絡ください!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
皆様がより健康で快適にいられますように。
大森 剛 / OMORI TAKESHI