◎大腰筋を意識すると、重心が中心に寄る。O脚、X脚の改善にもつながる。


コンディショニング・トレーナー大森です。

先月、フィットネスクラブ内でのキャンペーンとして、「美脚」をテーマにパーソナルセッションを行なっていました。

脚に対するお悩みは多いものですね。

女性に限らず、男性にも大切なことです。


今回は、大腰筋を意識することで、脚のアライメント(骨の並び*)が整う、というお話です。

【*キーワード:アライメント



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最近流行りの(大森の中で。笑)の大腰筋のお話なのですが、


大腰筋は、腰椎(背骨の腰の部分)と大腿骨内転子(腿の骨の付け根の内側)をつなぐインナーマッスルで、

体内の奥にあるので見れませんし触れません。

なので「感じる」しかないのですが、慣れるまでなかなか意識するのが難しい筋肉です。


しかし、重要な筋肉なのです。

今回は、その重要性のひとつである、脚のアライメントバランスについてです。

O脚、X脚に関わります。


↓図①:明るくなっている筋肉が大腰筋
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ざっくり言ってしまうと、

この「大腰筋」から「脚」だと思って使うことが大事になります。

大腰筋のラインから脚だと感じることで、

脚のラインは「体幹」から連動してつながります。


↓図②:のオレンジの縦線ラインです。
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しかし、大腰筋の意識がないと、負担は大腿骨頭(腿の骨の付け根)に掛かります。


それは、下の図の青の矢印の方向に力が掛かる、ということです。

↓図③:薄青ラインが、力が〝逃げる〟方向。
  灰色ラインが、脚のアライメントの乱れ。
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こうなると、その下の「膝」は内側から外側にブレやすく(図③の灰色ラインのように)なります。



O脚もX脚も、脚が体幹からつながりをもって動いていれば、膝へ負担も減り、よりスマートな美脚ラインになるでしょう。


春が過ぎ、これからだんだん薄着になる季節。

大腰筋から美脚を作りましょう♪



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI