◎睡眠に、運動と栄養の状態が与える影響を考えます。
コンディショニング・トレーナー大森です。
お客様とお話の中で、
「睡眠って何時間くらい取れば良いのか?」
という話になりました。
これは、なかなか難しい問題で、まだ科学的に解明されていないそうです。
分かっているのは、
・寝ないと死んでしまう
・長く寝れば良い、というわけでもない
ということのようです。
今回は、質の良い睡眠に影響する運動と栄養のお話です。
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睡眠について、まだ科学的に分からないことはたくさんあるようです。
睡眠時間がどれくらいが良いのか、というのは、かなり長い間疑問にされていましたが、なかなか正解はないようです。
しかし、ふと考えると、
人によって日々の運動量や、身体と脳の活動時間も様々で、
性格によっても、いつも全力で疲れやすい人や、効率よくスマートにこなせてしまう(良し悪しではなく)人もいますよね。
そう考えると、人によって、あるいは、その状況ごとで、必要になる睡眠は異なる、というのが、当たり前なように感じます。
例えば「運動」も、適度なものであれば、身体にも脳にも血流を促進させ、酸素や栄養を送るので、
活発な新陳代謝を促し、睡眠の質を上げることは明確です。
しかし、ハード過ぎる運動は、自律神経の興奮を生み、身体を休める副交感神経を阻害します。
「疲れているのに練れない」という状況を生みます。
栄養状態も大切です。
せっかく睡眠に入っても、身体や脳の材料になるたんぱく質や脂質、代謝を促進するミネラルやビタミンが不足していたら、十分な回復は難しいでしょう。
そして、睡眠は「量」より「質」です。
より深い睡眠をいかにとるか。
いくつかポイントはあるかと思いますが、
先に書いた、
代謝を促すような適度な運動と、
(ストレッチをしたり、身体を温める湯船に入るのも良いと思います)
回復を促すよ栄養
(何よりたんぱく質は必須です)
とのバランスを踏まえて、睡眠の質や量について考えてみましょう。
個人差があることが前提ということは、
自分自身にとってのより良い睡眠のコントロール方法があるはずです。
最近は『睡眠アプリ』もいろいろあるので、試してみるのも良いかもしれませんね。
(大森も『睡眠アプリ』を試しています。どれくらい正確かは分かりませんが(汗)、目安にはなると思いますよ。 ̄▽ ̄ )
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
皆様がより健康で快適にいられますように。
大森 剛 / OMORI TAKESHI