◎より健康でいるために「より良く」という発想を持ってみてはどうでしょう?


コンディショニング・トレーナー大森です。


今回は、健康の「より良く」を考えるお話です。


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健康は「運動」「栄養」「休養」のバランスで成り立っています。

人間の身体を保つためには、これらは必ず必要です。



「運動」というと、何かスポーツやトレーニングをするようなイメージがあると思いますが、

日常生活で歩くだけでも、一応、運動です。

例えば、寝たきりになっても、確かに生きてはいけます。

しかし、それは健康であるかと言えば、残念ながらそうは言えないと思います。



何を食べても、人間はたいてい大丈夫なものです。

食に関しての多様性が、今の人類の地球上での分布の広さを生んでいると言われています。

しかし、現代の人間の手が加わりすぎて、あまりにも自然から離れたものを大量に食べられることまで、

人間が適応できるかは、残念ながら難しいことだと思います。



睡眠に関しての研究は進んでいても、

では何時間寝れば良いのか?という疑問に明確には答えられないようです。

人それぞれの個体差もありますし、人それぞれの生活環境にもよるでしょうし、年齢にもよるそうですから、

そこに明確な数字を出そうとするもの難しいのかもしれません。



そんな、確かに大切なのだけども、しかし曖昧なところがある健康を考えるときに、

「より良く」

というのが、よく大森が使う言葉です。



日頃の歩く姿勢や何か作業をする態勢、
口に入れる食事、飲み物、
睡眠時間やライフサイクルなど、

ひとつひとつに、少しずつ身体の機能を元に考え、変化していけば、

今の身体の状態を「より良く」できると思います。



例えば、体重が増えてしまっていることが気になるのであれば、

それは身体の機能が太る方向に働いているからであって、

その機能から逆算して今の生活を見直す、という意識は大事だと思います。



「そうは言っても」という〝言い訳〟を、どうしてもしてしまいがちです。

よく分かります。

大森も全ての身体の機能を理解しているわけではありませんし、

たまに熱を出したりもします。(数年に1回くらいですが)


また、頭で理解していても、なかなか行動が伴わないこともあります。

習慣や周囲に流されることも多いでしょう。



だからこその、「より良く」ではないでしょうか。

急には難しいですし、

3歩進んで2歩下がることもあるでしょう。

それでも、そこに意志があれば、必ず身体は応えてくれます。



身体を雑に扱わず、少しでも大切に扱ってみてください。

身体の機能については、その項目は多岐に渡りますので、

日々学びつつ、このブログなどでシェアすることで補足していこうと思いますが、

知識はともあれ、「より良く」する発想を持つことが、

結果として「より良い」健康になれば、

人生をより充実した幸福なものにすることができると思っています。


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今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI