脳はブドウ糖以外も栄養にできる。この事実をしっかり学べたことが大きなことでした。


コンディショニング・トレーナー大森です。

今回は日曜日ですが【ヨガ・トーク!】はお休み。

今日は「ケトジェニックダイエット・アドバイザー講習」を受けてきました。


今回は、学んだ中から「脳はブドウ糖以外も栄養にできるという事実」のお話から、少し発展していきます。


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ケトジェニックダイエット」とは、

「身体本来がもつ機能を目覚めさせる」機能性医学に基づき、医師によって考案された健康的に痩せる食事法です。

日本ファンクショナルダイエット協会ウェブサイトより。


ケトジェニックとは、脂質の代謝物である「ケトン体」をエネルギーとすることです。

糖質の代謝物はおなじみの「ブドウ糖」です。


ケトジェニックとは、ブドウ糖に頼らずにケトン体をメインでエネルギー源にするスタイルです。


俗に言う、最近流行り(?)の「糖質制限」ですね。


諸説あるように思えたので、しっかりと理論的なことを知りたくてこの「ケトジェニックダイエット・アドバイザー講習」を受けたのですが、

予想通り難しかったのですが、予想以上にしっかりと根拠、証拠を示してくれて納得ができてよかったです。


いろいろ書きたいのですが、まだ消化不良のところが多いので、今後少しずつ書いていきたいと思います。



ただ、ひとつ。

糖質制限という言葉を知ってから、大森の中で最も重要だと考えていたのは、

「脳はブドウ糖だけしか栄養にできない」という、今までの常識は本当か、ウソか、ということ。



結論からすると、ブドウ糖だけでなく、ケトン体も脳の栄養になることを、実際の実験結果で示してくれました。



むしろ、アルツハイマーの人の脳で、ブドウ糖が届かなかった部分に、なんとケトン体なら届いたという写真データを見せてくれました。

(実際のエネルギー「ATP」の発生状況を表示する写真データでした。)



糖質は人間にとってのエネルギー源です。

しかし、現代は明らかにエネルギー過多です。

脳がブドウ糖以外でも働けるのであれば、ただでさえエネルギー過多の人が糖質を取る「必要」はなくなります。


まず、この一点は押さえておきたいポイントです。


その上で、その人にあった「栄養バランス」を考えていくことが、

真の健康には必要なことなのではないでしょうか。




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これから実践課題も出てますので、実践しながら、いろいろな気づきを書いていきたいと思います。



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI