◎筋肉のテンションはつながってます。筋繊維のラインを知って、動きをイメージしましょう。


コンディショニング・トレーナー大森です。

今回は、筋肉の性質と、そのつながりについてのお話です。


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筋肉は主に骨と骨とつなぎ、その動きをコントロールします。


以前のブログで筋肉にはゴムのような性質があるというのを書きましたが、

そのゴムが、ひとつひとつが個別に動いているのではなく、

骨や関節などを中継して、全身のゴムのように支えたり動かす性質があるとも言えます。



例えばスクワットの時、

主に使う筋肉のひとつに大臀筋(だいでんきん)がありますが、

そのつながりにある腰から背中の筋肉「広背筋」も使うイメージを持つと、

全体の動作がより安定します。

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こんな筋繊維のラインは全身あらゆるところに広がっています。

中にはユニークなつながり方をしているものもあります。

また、関節の角度によってつながり方が変わるところもあります。
(位相の変化はとても興味深いテーマなので、また書きます。)



ただなんとなく「全身がつながっている」というイメージではなく、

単に骨格のラインだけでなく(それも大事ですが)、

筋繊維ライン。

トレーニングやスポーツ動作を考える上で、とても良いヒントになりますよ。



大森も使ってるアプリ『Essential Anatomy 5』。

お高いですが、オススメです。

大森のセッションではこの解説がもれなく付いています。笑




今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI