【日曜日はヨガトーク!】



ヨガは、呼吸を大切にします。



ヨガにはいろいろな流派や方法がありますが、呼吸のことはどれも重要視しているものです。



呼吸を積極的に行なうことで、自律神経を整えたり、エネルギーの循環をスムーズにしたりなどの、まさにヨガっぽい(笑)効果も期待できるのですが、

実は呼吸で活性化される筋肉は体幹のインナーマッスルと呼ばれる筋肉なんです。



「横隔膜」や「腹横筋」と呼ばれる筋肉。



これらの筋肉が脊柱(背骨)や内臓を支え、姿勢を維持するにも大事な筋肉となります。



そして、ただ支えたり安定させるだけでなく、しなやかにカラダを動かすためにも必要なのです。



体幹はただ固めればいいものではありません。



呼吸もカラダを固めたら、かえって浅くなりますよね。





特にヨガでは「力み」は手離すものです。



頑張り過ぎないというのは、精神面だけでなく肉体的にも言えることです。



逆に言うと、深い呼吸ができている時は、体幹とそのインナーマッスルが活性化され、かつ力みの無い状態です。



ヨガで深い呼吸を意識することで、よりしなやかな、美しいポーズを行なうためにも大切なことなんですね。





大森 剛/OMORI TAKESHI

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