トレーニングの効果はいろいろありますが、そのひとつとして「自分のカラダの感覚が高まる」というのがあります。
筋肉が力を発揮する時は、神経の伝達がより強くなります。
これを継続することによって、神経系の働きも活性化されます。
と、書くと難しく感じるかも知れませんが、要はトレーニングはカラダを頑張って動かすので、その動かす感覚が高まる、ということです。
自分のカラダへの感覚が高まることで、逆にいうと、カラダの不調やアンバランスさに“気付きやすく”なってきます。
ここがとても大事なポイントだと思っていて、つまりトレーニングは、もちろんカラダの強化をするものなんですが、同時にコンディションをチェックする効果もあるんです。
ただ、ここで忘れたくないのは、カラダ(筋肉、その動き、スピード、フォーム、など)を“意識して”トレーニングしているかどうか。
人間は適応力が高いので、ある程度慣れると、あまり意識しなくてもカラダは動かせます。
結果、トレーニングをしてる様でも、惰性で動くことになり、つまり神経系の働きが活性されてない状態です。
これでは筋肉に十分な刺激が入りませんので、当然良い効果も得られず、同時に自分のカラダへの感覚も高まりません。
トレーニングの原則に「意識性」というのがあります。
トレーニング効果を意識して行なうトレーニングは、そうでないトレーニングよりも効果があるということ。
しかしながら!
自分自身でキチンと意識することは難しいことです。
大森自身も、何度となく「意識ができているつもり」を経験してきました。
今でも完璧とは、まだまだ言えません。
そこで「パーソナルトレーニング」が役に立ちます。
客観的に自分の姿勢や動きを見てもらう機会はとても大切です。
それがトレーニングのプロも目であれば、いろいろなものが見えてきます。
他者に指摘されることで、自分のカラダに気づき、その感覚が高まることで、自分自身で行なうトレーニング効果も向上します。
パーソナルトレーニングで、自分が気づいていなかった自分のカラダのクセや弱点、改善ポイントに気づき、より快適な動きやすいカラダを作りましょう。
大森 剛/OMORI TAKESHI
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