【20130204-Mon. 曇り】
今日はイマイチ調子が良くなかったので、ヨガのレッスンの後、代表的な逆立ちのポーズをしてみました。

シールシャアーサナというポーズです。
サーランバ・シールシャアーサナ
※写真引用「ハタヨガの真髄」p197

ドッグのポーズでもそうですが、逆さまになる、というのは、けっこう気持ちの良いものです。

単純に頭(脳)への血流がスムーズになり、内臓への重力の掛かり方も変わるので活性化につながります。
また、いつもは無意識に行なっている「立つ」という姿勢に対してコントロールする感覚を得られます。

でも、天地が逆転しているポーズには、そんな物理的なこと以外の効果もあります。

例えば、海の浜辺や公園でドッグのポーズをしてみてください。

すると、空が下に見えて広がっている風景にちょっと感動します。

いつも見ている風景なんですけどね。
逆転しただけで、ものすごく印象が変わるものなんですよ。オススメです。(笑)


もうちょっとヨガ的に言うと、つまりいつも見えているもの、感じているものをひっくり返すだけで印象が変わる、ということは、それだけただの「見た目」に、いかに影響されているか、ということです。

見た目の印象や、偏見などに惑わされていませんか?
時には、自分自身が逆さになることで、新しく築けることも多いということを、このシールシャアーサナは教えてくれます。


ちなみに、シールシャアーサナはサルワーンガアーサナとセットで行なうと良いそうです。
サーランバ・サルワーンガアーサナ 
※写真引用「ハタヨガの真髄」p227

シールシャアーサナが父だとすれば、サルワーンガアーサナは母、という位置づけだそうです。
へー。(笑)


※写真引用文献
ハタヨガの真髄―600の写真による実技事典/B.K.S. アイアンガー

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ちなみに、上記の本は絶版になっていて、今は下記の本に変わっているそうです。
どうやら読みやすくなった、ということです。
ハタヨガの真髄_600の写真による実技事典/B.K.S.アイアンガー
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