横浜・関内某所で、裸足ランニングを体験できるイベントに参加してきました。
裸足、といっても本当に裸足なのではなく、裸足の感覚を味わえるシューズの試し履きイベントでもあったんです。
「裸足感覚シューズ」の中でも先駆的な「ビブラム・ファイブフィンガーズ」というシューズを履いてきました。
[http://www.barefootinc.jp/]
そして「裸足ランニング」の第一人者、吉野剛さんによる身体や足の正しい使い方の講義と実際に運動しながらの実技もありました。
そもそも、裸足ランニングに興味を持ったのは、裸足で走ることが「カラダ本来の走る機能を取り戻す」ことにつながる、ということらしいからでした。
よりスムーズなカラダの動きを考える大森にとっては大好物ですね。(笑)
本を読んだりしたのですが、実際に体験したことはないし、今まで知っていた走る技術とは、確かに一線を画すものです。
しかし、本を読み、実際に講義を受けた感想としては…、理に適っている。
ポイントは、
1.足を前に出すのではなく、重心を前に出すこと(重心移動)
2.足の裏やふくらはぎに筋肉のバネを利用すること(専門用語で言うところの『伸長性筋反射』)
3.足への衝撃を減らす走り方(接地時間を短くする、足を地面にこすらない)
この3点を実技を通して実体験し、その技術を使っていくつかの走るためのトレーニング(ドリル)を行ない、今までの走り方の違いを理論と実感で感じました。
そして2キロほどジョギングをして終了。
講義でも言っていたのですが、裸足感覚シューズを履くだけで走るのが速くなるわけではないです。
↑ここ重要。
むしろ遅くなる人が多いんじゃないでしょうか。
人間の本来の走る機能を取り戻すためのツールとして、裸足感覚シューズがあるとしたら、そのツールを扱うだけの知識や技術や経験が必要なのです。
本来の機能を取り戻すのに、なぜ知識や技術や経験が必要なのでしょうか?
…それは「姿勢」にも言えることですよね。
カラダを動きやすくするための良い姿勢になるためには、無意識では難しいと同じです。
つまり、今までの“誤った経験”がカラダに染みついているから、それをリセットしなければ本来の動きは取り戻せないのです。
これからランニングが楽しくなりそうです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
とはいえ、月に1回走るか走らないかくらいなんですよねー、今って。残念ながら。
でも、せっかく新しい感覚の走り方を体験したのですから、それに説得力が感じられるくらいには走るようにしようと思います。
ランニングが継続できて、何か違った効果が表れた時には、またこのブログで報告できればと思います。
(できるといいなぁ。笑)
参考文献。
裸足ランニング―世界初!ベアフット・ランナーの実用書 (ランニングBOOK)