今朝、病院へ行きまして。



2週間前から、左の臀部(おしり)…『中臀筋』か『梨状筋』あたりが攣ったような痛みがあったんですよ。


最初はストレッチなどをしていたのだけど…筋肉が固くなってはいたのだけれど…痛みがなくなることはなく、むしろ症状は徐々に悪化。


人のチカラを借りてマッサージや入念なストレッチをしていただいても、軽減はするものの、後日痛みは現れる。


やがてもも裏や膝裏、ふくらはぎまで痛みが現れたんです。

(ただ、その痛みはつながっていなく飛び飛びで現れました)



これは『坐骨神経痛』?の予感があったんですが、不思議なのは一切『腰痛』がないのですよ。


腰の筋肉のハリはあるものの、『腰痛』にはなっていない。


ならば『梨状筋』の筋緊張による坐骨神経の圧迫なのかと考え、むしろ『股関節』より『骨盤帯』、とくに『仙骨』を意識した動的エクササイズを行いました。


うん。痛みの軽減度合いと再現の少なさは、これが一番良い反応だ。


とはいえ、改善とは言えない状態。



ということで、いくつか離れた駅の近くだけれども以前掛かって信頼のおける整形外科へ。


レントゲンを撮り、診た結果、診断は『腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛』。


…腰椎ヘルニア、か。って感じでしたねぇ。


正直、まさか自分がなるとは思わなかったなーっていう先入観はありました。

そんなにハードな、重いものを持つような仕事はしてないのになー。


ま、確かに神経走行に沿って痛みがありましたし、レントゲンを見れば、まあそうだろうって感じでした。

写真を見るに、椎間板の狭さよりも腰椎のアライメントのズレが気になったくらいですけど。

とりあえず腰痛はなくても…これがホント不思議なことに痛みはないのだけど…『腰椎』が原因なことはハッキリしました。

原因が分かることで、心理的な安心は得られるものはありますね。


…いやしかし、椎間板ヘルニアかー。

ベタだなー。(笑)



しかし、初めての経験とはいえ『仙骨』まで考えていたのに、よりによってもっと基本的な『腰椎』に気付かなかったのは残念なことです…。


もちろん腰椎全体と骨盤の連動性は意識していたのですが、実際さわって確認したら腰椎5番をピンポイントでほとんど意識できていなかったことに気付いたんですよ!

先入観があったとはいえ、甘いなー。

それだけレントゲンなどの『目で見る(診る)』チカラの強さも改めて実感させられたわけですけど、ね…。

仕事上の支障といえば、長く立っているとだんだん痛みが現れること。


ただ幸い「歩き回る」ことができるので、そこは大丈夫。



梨状筋の痛みは通常は抑えられていて、唯一「重力下での下部腰椎屈曲動作」のときに強い痛みが現れます。


これは立った状態からの前屈や、寝た状態からの上半身を起こす動作。


格闘技系のレッスンは体幹をニュートラルに維持できるので、意外と平気。


よりによって、ヨガでのサンサルテーション(太陽礼拝)の動きと、筋トレの中でも基本な「フッキン」で痛みが現れてしまうんです…ッ!



さ、普段から腰椎に負担を掛けないように心掛けるのと、痛み止めや神経の炎症を抑える薬をもらったので…薬飲むなんて何年ぶりだろう!…まあ様子見ますか。