日経ビジネスオンライン(NBO)で面白いコラムがありまして。
【小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明】
エアコンを止めて分かったニッポンの夏の過ごし方
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_114367_516930_125
NBOのコラムはいくつかあって、でもそんなに読んじゃあいないんですが、
それでもこの小田嶋さんのコラムは、なんとなく読んでしまうんですね。
タイトルの付け方がうまいんだろーなー。
で、結論的には、「真夏の昼の暑いときはだらだら過ごそうよ。」ってしょーもない感じなんですが、
ちょっと納得な部分もある。
引用すると、
働かない男にとって、猛暑日の暑さと真昼のダルさは、案外にフィットするのである。
確かに、肉体は暑さに参っている。
でも、精神はかえってのびのびとしている。そんな気がするのだ。
(中略)
働く者にとって夏はどうにも始末に負えない季節だ。
人は誰も、子供の時分は夏が大好きなのに、年齢を加えるに従って、夏を憎むようになる。
これは、体力の問題ではない。
休めない夏は、一種の呪いなのだ。
生産性をあきらめてしまえば、夏は心地良くダルく、素敵にレゲエな、懐かしい季節に戻る――ような気がする。
生産性っていうのは、雇用側の言葉であって、労働側にとっては労働強化なのだと。
そんな生産性ばかり求めてないで、休む時は休んだほうが、お互いにとってメリットは大きいんじゃない?
そんな風なコラムでした。
いや、トレーナー的に考えても同じようなことが言えるんですよ。
暑い時っていうのはカラダも熱を逃がそうとして、皮膚をはじめ、全身をゆるめようとします。
(汗の穴も緩むから、汗が出やすい、みたいな)
でも、実際には活動しなければならないから、気持ちではカラダを引き締めようとする。
バランスが崩れますよね?
そのカラダに起こる矛盾のストレスが、夏バテの原因ではないかと思うんですよ。
【結論。】
暑い夏は、カラダも本能的にゆるむんだから、ココロもゆるーく、ゆっくりしましょうよ。
…って、言えたらいいんですけど、ねぇ。(´・ω・`;)