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Relationship座間

放射能に不安を覚える神奈川県座間市とその近隣のみんなで繋がりましょう

東日本土壌ベクレル測定プロジェクトの土壌採取、思ったより簡単でした。
1人作業、土壌採取だけで15分くらい、写真撮影や線量測定を含めた全体でも1時間かからず。
穴も小さいです。
 
手早くするために、写真の小物2つを準備。役立ったと思います。
 
15cm×25cmの四角に切ったダンボール紙です。
地面に置いて、周囲をガリガリと...採取範囲の目印をつけます。これで深さ5cmに掘れば、計算上は約1.8リットル。小石などを除去しても大抵余るくらいだと思います。15cm側を間口に、25cm側を奥行きに、の方向が掘りやすいです。(1.5リットルの場合は15cm×20cm)
 土壌採取小物1  ←クリックで拡大表示します
 
先から5cmに赤マジックで印をつけた割り箸です。
深さ5cmを測るために使います。木切れなどを渡して、割り箸を直角に当てる...簡単に深さ5cmを確認できます。(木切れはホームセンターで数十円程度。定規とかでもOKと思います。)
 土壌採取小物2  ←クリックで拡大表示します
 
 
マニュアルの中で紹介されている掘り進め方です。
 掘り進め方  ←クリックで拡大表示します
枠外を掘るのが面倒くさいとの印象を持っていたのですが、ほとんど手間になりませんし、その後が楽に早くでした。
よく考えてあるなぁと感心です。
ずっと役立つと思いました。
まぁ、深さ5cmで1リットル以上が最終目的ですので、上から見た形も、どう掘り進んでも、構わんのですが...楽に正確に、の方がいいですよね。
(10cm×20cmの枠で計算上1リットルです。小石を除くと不足するかも?ですので、上記のダンボール小物は少し余裕を見ています。)
 
 
詳しくはマニュアルをご覧ください。
 
説明を聞きたいという方へ、ご紹介&お勧めです。
6/6に戸塚区で採取講習会が開催されます。
 
 
「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」の全容・詳細です。
マニュアルもこちらにあります。
(日本では国や自治体がやろうとしないので、私たちみんなで汚染マップを作ってしまおうということです)
 
 
線量測定(マイクロシーベルが単位)では汚染状況を正しく把握できません。
ウクライナやベラルーシでは、国がベクレル測定による汚染マップを作成し、今も役立てています。
避難する権利、医療費無料、無料保養キャンプなどのエリア区分もベクレル(放射性物質の濃度)による基準で定められています。
 
 
 
文章:高木 公房
昨年度(H26年度)の座間市の小学校における修学旅行の見学地です。
全て日光になります。
 
(1.座間小学校)
東照宮・華厳の滝・湯滝・戦場ヶ原・竜頭の滝・木彫りの里
 
(2.栗原小学校)
木彫りの里・華厳の滝・三本松・湯滝・竜頭の滝・東照宮
 
(3.相模野小学校)
輪王寺・東照宮・湯滝・竜頭の滝・華厳の滝・木彫りの里
 
(4.相武台東小学校)
戦場ヶ原・湯滝・華厳の滝・輪王寺・東照宮
 
(5.ひばりが丘小学校)
木彫りの里・華厳の滝・戦場ヶ原・湯滝・竜頭の滝・東照宮
 
(6.東原小学校)
東照宮・華厳の滝・戦場ヶ原・湯滝・竜頭の滝・霧降アイスアリーナ
 
(7.相模が丘小学校)
自然博物館・華厳の滝・竜頭の滝・三本松・湯滝・湯の湖・東照宮
 
(8.立野台小学校)
東照宮・華厳の滝・湯滝・竜頭の滝・中禅寺湖
 
(9.入谷小学校)
東照宮・華厳の滝・竜頭の滝・湯滝・木彫りの里
 
(10.旭小学校)
東照宮・華厳の滝・湯滝・竜頭の滝・中禅寺湖・自然博物館
 
(11.中原小学校)
霧降アイスアリーナ・戦場ヶ原・湯滝・華厳の滝・東照宮
 
 
 
昨年6月に県央市民の有志で測定した日光の放射線量です⇒こちら
 
奥日光から標高が下がるに連れて線量が上がる傾向、鬼怒川方面や霧降高原方面の線量が特に高い傾向、であることが分かります。
座間市も原発事故による放射能汚染を確実に受けていますが、それよりも汚染の度合が高いのは明らかです。
風評ではありません。測定の裏づけによる事実です。
 
特に・・・
 
霧降高原のふもとに位置する「木彫りの里」は、鬼怒川方面と同レベルの放射線量を示しています。
どうして避けてくださらないのでしょうか?
 
そして、新たに登場した見学地である「霧降アイスアリーナ」。
前出の「木彫りの里」から数百メートルに位置(ほぼ隣接)する同じエリアです⇒地図
上記の測定では対象から漏らしていますが、もし除染をしていなければ、大差ないレベルであろうと推測されます。
教育委員会や学校などは、測定をされたのでしょうか?
 
 
放射線量(マイクロシーベルト)の測定は放射性物質濃度(ベクレル)の測定に比べて鈍感です。
放射線量に反応があるということは、放射性物質濃度に大きな差があるということです。
また、放射線量で反応を捉えられなくても、放射性物質が少ないとの判断はできないということです。
外部被ばくの問題だけではなく、呼吸・経皮・飲食などによる内部被ばくの問題もあるのです。
 
 
以前からの繰り返しになりますが、何度でも書きます
 
~ ICRP-2007年勧告 ~
約100ミリシーベルト以下の線量においては不確実性が伴うものの、がんの場合、疫学研究および実験的研究が放射線リスクの証拠を提供している。
約100ミリシーベルトを下回る低線量域でのがんまたは遺伝的影響の発生率は、関係する臓器および組織の被曝量に比例して増加すると仮定するのが科学的に妥当である。
 
相対的であり、不可逆なのです。
そして、発生率で表現されていますが、一人一人の命と人生は唯一無二であることを忘れないで欲しいのです。
 
神奈川の子供たちも、日光の子供たちも、です。 (昨年度の記事の後半をご参照ください⇒こちら
 
 
修学旅行の行き先を変更することは、十分に実現可能ですし、教育的な目的や効果も達成できます。
どうして?子供たちの被ばく量の増加ペースを抑えてくれないのでしょうか。
「風評被害」という言葉での「風評」を気にされてのことでしょうか。
 
いづれにしても、大人の都合なのではありませんか。
子供たちに原発事故の責任はありません。
 
 
 
文章:高木 公房

去年までの記事はこちらをごらんください。
タケノコ比較(土壌あり) - 座間放射能測定室 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/11176624.html

去年はこれだけ集まっていたのですが、今年はあまり集まりませんでした。
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/MYBLOG/yblog.html…

こちらはタケノコ定点観測(相模原市南区)です。
周囲の土壌もあわせて測定させていただいておりますので貴重なデータとなっておりますが、
来年はこちらの土地が売却の可能性があるとのことで今年が最後になるかもしれません。

<土壌の比較>
(画像クリックにて拡大)
<2013年>



<2014年>




<2015年>




<タケノコの比較>
<2013年>

2013



<2014年>

2014



<2015年>

2015



(↑若干天然各種の上乗せ分がCs-134に影響しているかと思います)


さて、以上ををみていただければわかるのですが、
2013>2014はかなり減衰したのですが
去年>今年はほぼ横ばいといっていいでしょう。逆に上がっている印象もあります。
(土壌はある程度減衰はしております。半減期というよりは雨風での移動でしょう)

ちがう座間のものも、去年と同じぐらいだったり、固体によってもでしょうが、逆に数値が上がっているものも確認しております。


ざま



こちらの藤沢のものはNDでした。(下限値以下)


ふじさわ




タケノコはとにかくしつこく測定をつづけたいですね。
食べる場合も測定をして判断したほうが良いでしょう。

あく抜きするとおよそ2割ほど減衰します。
摂取量を考えるならそのままを煮物にするよりはタケノコごはんのほうが
摂取量が少なく、季節感もそれなりに味わえるのではないでしょうか。
あと「おいしそうな」先端部分のほうや小さめのもののほうがが高くなる傾向にある、というのも現在市民測定所の実験でわかっております。

筍の持ち込みお待ちしております。検体処理も合わせて無料で測定を行いますので
そのまま中ぐらいのサイズを2kg以上お持ちください。(棄却率50%ほど)
大きいと低め小さめ沢山だと高めの数値になる傾向があります。
さらに上半分と下半分でも数値が違います。
さらに土壌も合わせて測定可能です。上の落ち葉を払って、表土5cmほど採取したものを
(できればふるって) 1kgほどお持ちください。
お問い合わせは 046-251-3730 (稲垣まで)

(文章 座間放射能測定室)