公開オーディションに参加! | Relationのブログ

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GREAT HUNTINGという公開デモ審査に参加してきました。


このオーディションは、参加者が自分のデモ音源を持参し、会場でランダムに選ばれた曲が流されて、それを審査員の方が批評してくれるというものです。

審査員は、


数々のヒット曲を世に送りだした業界で名物有名人の“天才発掘王”加茂啓太郎さん

Great 3の片寄明人さん、

残響レコード代表の河野章宏さん、

スペースシャワーで数多くの番組をてがけたプロデューサー高根 順次さん


など現在の日本の音楽シーンを牽引する豪華な顔ぶれなのです。

そして司会はロックお笑い芸人ダイノジ。


去年のこのイベントからはメジャーデビューを果たした人もいるみたいですよー。



当日の参加ユニット数はたしか100組以上だったんじゃないかな。

イベントは17:00から始まって、デモを流しては批評され流しては批評されの組み返しだったんですが、

なかなか楽しい時間でした。

他人の作ったデモを聞くのも楽しいし、その批評もとても勉強になる内容なのでした。


感想はというと・・・・・、

まず皆デモのレベルが高い。音の質的にはもうそのまんまCDでできちゃうんじゃないかと思うぐらい、ちゃんと作られていたよ。

いい曲もいっぱいあったし、すげえ皆凝ってるし、うーーん、アマのなかでもレベルはすげえ高いと思ったよ。

そして審査員の言うことはやはり正しい。

あくまで、“プロ”とか“メジャー”を見据えた上での感想を述べてくれるんだけど、やっぱ人に良いと思ってもらう曲の作り方を知っているって感じなのかなあ。


で、まあ俺の方なんだけど、

待てど暮らせど俺らRelationの曲は流れなくて、イベント終了の21:30まで残り10分ぐらい切ったところで、

『もう今日はダメかな~。でもいろんな話や曲も聞けたし、良かったかなー』

なんて思ってたら、

なんと会場のスクリーンに俺らの名前Relationが出たんですよー。

内心ドキドキしちまったぜ!

ラストから2組目だったんだよ。


で、俺が引け目を感じてしまっていたのは、その会場にいる中でたぶん唯一俺らだけが、

音源がライブ音源だったってこと、なんかちっと申し訳なく思ってしまったけど、逆に言われたことを素直に受け止めようと吹っ切れることができましたよ。


で、会場の段の方に行って、ダイノジの太ってる方の横に立ったら、

俺たちRelationの『Love of the Strong Truth』が流れました。


イントロはちょっと長いかもしれないこの曲ですが、俺はバイクのエンジン音みたいなベースが入ってきてるところなんか、好きな箇所の一つであります。

暗くて激しくて、か弱いけど強がってるようなメロディも俺は結構気に入ってはいる。

ダイノジのどちらかというと太ってない方の人が、足でずっとリズムを刻んでてくれただけで何故か嬉しかったですわ。


で、曲が1コーラスで終わって、審査員が一言

『これはずいぶん音が汚いようだけど・・・』

俺『これはライブ音源です』

という会話から始まったが、俺の予想ではたぶん音がレコーディング音源でなかったこともあり、

審査員の印象にあまり響かなかったのかと感じた。

歌詞も聞き取れてるはずないし、すべての音が濁ってる感じだったから、コメントのしようがなかったんだと思うわ。


だから、たぶん俺の質疑応答の時間は他の人より短かったよ。

俺も妙に縮こまってしまって、がっつきが全然足りなかったから、あっさり終わってしまったと思う。

審査員の河野章宏さんとの会話は、


河『曲は普段どのように作ってるんですか?』

俺『みんなでジャムって作ってます』

河『どういう感じの曲をやってるんですか?』

俺『ロックとかパンクっぽいのとかファンキーなやつとかレゲエとかです』

河『その話聞いてるだけで何がやりたいのかわからないですね~

  やはりそのバンドの向かう方向性っていうのを持つのが大事ですよ。

  あとはそれを聞かせる演奏力ですね』

~そこでダイノジ(Not太)がカットイン~

ダ『いろんなタイプの曲を繋げてゆくのがRelation(繋がり・関係)ということなんですかね~。

  これからはRelation印というものをしっかりを持てばよいということですね!』

と話をまとめ、俺は

『ありがとうございました!』

といって、深くおじぎをしました。


正直、今回のオーディションはほろ苦いデビュー戦って感じだったよ。ちょっと自分が恥ずかしくなって、自分の未熟さも感じたわ。

ちゃんとレコーディングされてない時点で、俺らは土俵に乗れてなかったと思う。

あとは、やっぱり曲はアレンジが重要! 演奏力はあって当然!

曲はよくて当たり前で、その上でどうリスナーを惹きつけるかってことを考えていかなくちゃなんだなあ。


俺は今回、このオーディションに参加して、思うことが多々ありました。

暇があったらこの場で近々書いてみようと思うよ。

ちょっと凹むこともあるけどさ、がんばって、がんばりたいね。乗り越えたいね!


がんばろうぜ!



Vo.MASA