麺友会(麺類好きの為のコミュニティー)&麺友会LAへの投稿から:
約1ヶ月ほど前に丸亀製麺の話(『日本初CBDビール / 丸亀製麺の海外戦略』参照)をしましたが、その中に出てきた「マカロニ&チーズ」風のうどん(mac & cheese $7.75)を試してみました🥢
飲食店内で食事をしたのは日本(特製鶏そば@麺屋 鶏ろじー)以来の10日以上ぶりですが、共和党が強いダラスならではであり、民主党が強いロサンゼルスやニューヨークでは屋内飲食が禁止されています🈲
14日は大統領選を受けて選ばれた各州の選挙人による投票やらアメリカで新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりましたが、今回はジャーナリスト木村太郎さんの記事をご紹介🇺🇸
今のアメリカの状況は「南北戦争」(『なんくるないさぁ / 米国に迫る新たな南北戦争』参照)と言えますが、トランプ大統領を「南部的大統領」と表現されたのは流石👏
ちなみに、テキサス州兵は一国の軍隊に匹敵(『テキサスの州兵は全米一』参照)するので、武器を使っても負けません🪖
武器を使わない"南北戦争"再発か テキサス州共和党が「新南部連合」結成を呼びかけ (2020/12/14 FNNプライムオンライン 木村太郎 デザインイラスト:さいとうひさし)
「新南部連合」結成の呼びかけ
新しい南北戦争の始まりだろうか。
米連邦最高裁判所が、テキサス州主導で大統領選激戦州の投票を無効にするよう求めた訴訟を退けたことを不満として、テキサス州共和党のアレン・ウエスト委員長が12日次のような声明を発表して「新南部連合」の結成を呼びかけた。
テキサス州共和党の声明文 (テキサス州共和党HPより)
この訴訟は、ジョージア州、ペンシルベニア州、ミシガン州とウィスコンシン州の4州で大統領選挙が不正に行われた疑いがあるとして、投票ではなく州議会が大統領選挙人を選出すべきだとテキサス州が提訴したもので、他にフロリダ州やテネシー州など17州と106人の連邦下院議員が原告として名を連ねた。
これについて連邦最高裁は「テキサス州は提起する法的権利を証明できていない」と門前払いの形で提訴を棄却したのだが、テキサス州などからすれば「硬貨投げ」で決めたかのように軽く退けられたことも腹に据えかねたようだった。
テキサス州などからの提訴を退けた米連邦最高裁判所
1世紀半前の南北分断を彷彿とさせる
これが直ちに南北戦争の際の南部連合「アメリカ連合国」の結成につながるとは思わないが、かつて南部連合を結成した11州の内8州が今回テキサス州と連名で提訴をしており、構造的には1世紀半前の米国の南北分断の状況を彷彿させるのだ。
米国の南北戦争は1865年に終結し奴隷も制度的には廃止されたが、北軍の撤退後南部の支配層は「ソリッド・サウス(堅固な南部)」と呼ばれる団結で北部に対抗するようになり、この対立の構図は今日に至るまで続いているとされる。
それは、北部が「国家は経済活動に積極的に介入すべき」という重商主義的考えに対して、南部が「自由放任的でなければならない」という重農主義に根ざした考えを尊重することで分かれる。
武器を使わない「南北戦争」激化か
事実「大きな政府」を志向する民主党がニューヨーク州やマサチューセッツ州など北部を金城湯池とすれば、「小さな政府」の共和党がテキサス州など南部を地盤にしていることがそれを裏付ける。
規制緩和と減税で米国の景気を回復させたトランプ大統領は、言ってみれば「南部的大統領」だったわけだが、対抗上民主党側は精一杯北部的な主張を打ち出したわけで、バイデン氏は民主党の中道派だが副大統領に就任するカマラ・ハリスさんはその議会での投票歴から100人の上院議員の中で「最も革新的」つまりは社会主義的だとされる(GovTruck調べ)。
トランプ大統領は、言わば「南部的大統領」
その北部的な指導者が米国を率いることに、南部のテキサス州などの指導者は我慢できないというのが今回の最高裁提訴の背景にあるわけで、新南部連合が具体的に結成されなくとも、今後は武器を使わない「南北戦争」が激化することが予想できる。
トランプ大統領の再選を求めるデモ(ワシントン12日)
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