通関の話 その4 | 維仁茶坊のブログ

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実際にやってみた(まずはボンドへ)

何とか事前に書類を準備し、検疫所の方になんとなくOKをいただいたので

渡台。。。


とりあえず、初めての輸入だったので

あれこれ色々持ってくるのはやめて

1種類に絞ってやってみることにしました。


しかも、検疫・通関に時間がかかりそうだったので

ある程度時間に余裕のあるタイガーエア便にしました。


タイガーエアだったので預け入れ荷物も限られ、12kg程度の量に限定。


出てきた荷物をピックアップし

税関申告書とインボイスを持って申告(課税)の赤のレーンに進みます。

悪いことしていない(むしろ正しい事をしている)のに、何故か赤のレーンってドキドキします・・・。


ここで、もう一度流れのおさらい


ボンドに入れる⇒検疫⇒厚労省のお墨付き⇒税関での輸入申請⇒関税の支払い⇒ボンドから出せる⇒輸入完了!


検疫所(この場合は手荷物カウンターにある検疫カウンターではなく、中部空港島の端っこにある合同庁舎にある検疫所↓↓のこと)で検疫審査を受けるので税関のカウンターでは内容を確認するでもなく、まずは申告書類の確認とボンドに入れるという事だけが必要です。


予め、検疫所の方に何度も何度も電話で事細かに書類の事や手順を伺っていたので・・・

まずは税関カウンターで「ボンドに入れる」という作業・・・のはず。


しかしながら、税関職員の方は、こんな面倒くさい作業をわざわざするハンドキャリーのバカ正直モンは初めてのようで・・・全く要領を得ず。



検疫カウンターに行かされそうになったり・・・


簡易通関の手続きをされそうになったり・・・

 ⇒簡易通関:20万円以下の物品を通関させる際の簡易的な通関手続き

 ⇒ただし、食品衛生法の規定によるものを除く

 商品とするために食品を輸入する場合、簡易通関はできません。。。

旅具通関も個人用ではないのでダメです。。。詳しくはコチラ


検疫所の方に教えていただいていた手順を何度も説明し、ようやく

「ボンドの職員を呼ぶ」という事に成功・・・ふぅ。。。


これでようやく茶葉を保税地域に入れることができました。


この預かり証を受け取って、制限区域から外に出ます。

そして歩いて空港の外へ。。。


初めて検疫所のある中部空港合同庁舎を目指したのですが・・・

空港って広いですね(当たり前ですが)

歩いても歩いても見えてきません。。。


まぁ、これが後々の・・・


続く。


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0を1にすることを目指すお茶屋が、皆さんにとっての台湾経験を0から1に変えることができるきっかけになれば幸いです。    

                                    店主敬白