以前、介護保険制度創設にかかわった樋口恵子さんのお話をうかがったことがあります。
「介護の社会化」の必要性について、強くおっしゃっていました。
じゃあ、なぜ介護の社会化が必要だったのでしょうか。
わたしは、核家族化と労働の大都市一極集中なのかな、と思います。
それまで明文化されずとも生きていた地域の共助体制が崩れる前、
じつは元来介護は社会化されていたのでは・・・と思ったりして。
私の父の昔話など聞いていると、
多少の認知症があろうとも、
地域で過ごしていたお年寄りがたくさんいらしたように思えるんです。
↑地域差や見解の相違があるかもしれません。限られた家族だけがその重責を担っていたという話も聞きます。
ともかく、そう(介護は元来社会化されていた)だったらいいな、という気がします。
制度としての介護などなくても、
地域がみなで支えあう世の中であれば、
きっと多くのお年寄りがもっと生き生きと暮らすことができ、
ご家族も安心してご自身の時間を作ることができるのではないでしょうか。
いまは介護保険制度の中でお仕事をさせていただいているリラクティブですが、
もっともっと視野を広げ、
地域で安心して齢を重ねることについて、
介護保険の枠を超えてご提案できるような存在になれたらいいなと思います。