今日からは、さらに次の部位です。

大腿の外側とスネです。



うつ伏せでここまで進めてきています。

うつ伏せの状態で、足を四の時のようにして

股関節を広げるように曲げます。

平泳ぎのような状態です。



この状態で、太ももの外側を手のひらで

股関節の方から膝の方に向かって押していきます。



このときの注意点は、

股関節を無理に曲げようとはしないこと。



股関節の硬い方は、

この姿勢がキツイ場合があります。



出来る範囲で曲げてあげることが

ストレッチにもつながります。



太ももの外側は、

普段あまり触られることがないので

くすぐったく感じる方もいます。



その場合は、無理には幼くても良いですよ。



ただ、肘で優しく押したり

持続でぐ~~っと押してあげると

大丈夫な方もいますので

いろいろと試してみて下さい。



スネの部分には、前脛骨筋があります。

ツボで言うと“足三里”という有名なツボがあります。



ここは、歩く方、立ち仕事の方には

特に疲れが溜まりやすい所で

むくみのひどい方にも効きます。



コリがかなり強い方も多いので

効き具合をよく聞きながら

すすめて行くことが大切になります。



大腿外側とスネをしっかりとほぐせるようになると

患者さんが感じる足の軽さが格段に変わります。



しっかりとほぐせるようにして下さいね。





今日で、“聞くこと”は終わりです。

① 自分はこのような考えでやっていることを

  ちゃんと伝えているのか?


② 自分のドーゼは効いている感じがするのか?


これを聞いて下さいとお話をしてきました。



で、ノートに書いてあったことが

ここでも役に立つんですよ~

という話しもしました。



マッサージをしていて難しく感じるのは、

自分の感覚と、お客さんの身体の状況を

しっかりと合わせる事です。



そのためには、お客さんが受け入れやすいように

こちら側から歩み寄ることも必要です。



同時に、自分の技術をより正確なものにするために

様々なことに気が付いていく必要があります。



お客さんが受け入れやすくするために、

施術者である自分の考え方を

先に伝えておくことが必要なんです。



これは、理屈で考えるよりも

何度も繰り返して聞いてみて下さい。



お客様から返ってくる答えが

自分が聞きたい無いようでは無いときには

それは聞き方が悪いんです。



お客様は自分の身体のことは

あまり知らないことが多く、

知っていても偏っていることが偏っていることもあります。



お客様が答えやすい状況を作るには

こちら側も自分の考えを

理解しやすいように伝えて

自分の聞きたいことを聞く必要があるんですね。



そのためには、

教科書に書いてある知識では重すぎます。



だって、筋肉の名前や骨の名前を言われても

お客さんは知りませんから!



だから、自分の頭の中では解剖の知識を入れておいて

お客様に話したり聞いたりするときには

自分のノートに書いたような、

自分の感覚で分かる言葉にしておくことが

とっても伝わりやすい言葉になるんです。



これらは、勉強することでは無くて

自分が成長するためにもとても大事だし

それが、お客様にとっても分かりやすいので

一石二鳥になります。



一石二鳥にするために、

日々ノートに書いていくことは必要ですし、

書いてある内容を磨いてくことも必要ですし

実際にお客様に投げかけてみて

聞いてみることも必要です。



ここまで書いてきたことは

実は全て繋がっているんですよ。
昨日は、相手に聞くことは

① 自分はこのような考えでやっていることを

  ちゃんと伝えているのか?


② 自分のドーゼは効いている感じがするのか?


のうちの、①のお話をしました。



今日は② 自分のドーゼは効いている感じがするのか?

を聞く。

の説明をしていきます。



昨日は、自分の考えを話す事でしたが、

その続きで、いったい自分の指圧で

お客様は効いている感じがするのか?

を、聞いてみましょう。



でも、ただ、

「効いていますか?」

と尋ねても、相手は何が効いているのかわかりません。



●痛い感じが効いているのか?

●ビ~~ンッ!という感じなのか?

●ジワァ~っていう感じなのか?



これを、このまま聞いてみても良いし

患者さんが感じてそうな

雰囲気を現す言葉でも良いんですよね。



意味はいろいろとあるのですが、

大きな事は、ちゃんとドーゼが合えば

患者さんの身体を最大限に楽に出来る事です。




そのために、意識することとして

一つは、患者さんが自分の身体に意識を向けてもらう事。

もう一つは、施術者が自分の頭の中を整理できること。


なんです。



聞く事って、とっても簡単なことなんですが、

上手くなるほど聞かなくなります。




でも、改めて丁寧に聞いてみると

新しい発見が多いんですよね。




今は初心者用としてこのブログを書いていますが、

ほとんどのことが、ベテランになってから

ひとつひとつ見直して行くことでもあるんです。




私自身、スタッフに教えながら、

ここに書いてあることを何度も振り返ります。



基本が大事って言うのは

どんな世界でも共通することだと思います。


昨日は、相手に聞くことは

① 自分はこのような考えでやっていることを

  ちゃんと伝えているのか?


② 自分のドーゼは効いている感じがするのか?



ですと、お話をしました。



それぞれを説明していきますね。



① 自分はこのような考えでやっていることを

  ちゃんと伝えているのか?



自分の考えを伝える事で、

練習台の相手はドーゼを受け取る意識が変わります。



例えば、カレーの試食を頼まれたとします。

隠し味として、砂糖を入れた場合と、塩を入れた場合

どちらが美味しいのか?

ということを聞くとします。



何を入れたのかを聞かれなければ、

砂糖の甘さや、塩のしょっぱさに気は向きません。



単純に、どちらが美味しいのか?

だけを、試食した相手は答えます。



美味しいかどうかを聞きたいだけならば

それでもOKです。



しかし、砂糖の加減や塩加減を聞きたい時には

この聞き方では自分の聞き出したい答えが

試食をした相手からは返ってきません。



マッサージや指圧の練習も同じです。

相手が答えやすくするひとつとして、

自分がどのような考え方でドーゼを入れたのか?

を、練習台になる相手に伝えることで

自分の聞き出したい、効果のあるドーゼかどうかが

より正確に分かるようになります。。



これは、練習の時だけでは無くて

実際にお客様に施術をしている時にも

当てはまります。



お客様は我々が考えていることは

ほぼ理解していません。

理解する必要も無いんですね。



でも、われわれは聞き出したいことを聞く必要があります。



そのためには、

練習のウチから自分の考えていることを

相手に伝えることがとても大切になります。



自分の頭の中を整理する意味でも

とても重要になるんですよ


ぜひやってみてください。



明日は

② 自分のドーゼは効いている感じがするのか?

を説明いたします。









昨日まで、殿部と大腿後側の

指圧についてお話をしてきました。



殿部と大腿後側で共通するのが、

方向性が難しいということ。



ここで、以前に紹介したことを

振り返ってみますね。



2:裏付けを取ること

3:自分で気が付く

4:はっきりさせると、
  自分で気が付くことがある



自分がやったことの裏付けをとることが

上達の秘訣になります。



殿部や大腿後側の方向性は難しいのですが、

自分はなんでその方向に圧を入れようと思ったのか?



ここが曖昧だと、単なる“カン”になってしまい

修正はできなくなります。



なので、

上手く行かなかった時でも、

自分がやったことを先ずは

しっかりと覚えておくことです。



これから成長をしていく上で

ここがわかるようになると

何をして良いのかがわかるようになるので

上達も早くなりますよ。



そして、

自分がやったことがわかったあとは、

今度は相手に聞くことです。



このときの聞く内容は、


① 自分はこのような考えでやっていることを

  ちゃんと伝えているのか?


② 自分のドーゼは効いている感じがするのか?



この2つです。



まずは練習台になっている相手に

聞いてみましょう。




続きは、明日お話をしますね。





昨日は殿部のコツを話してきました。

今日からは、下肢に進んでいきます。



大腿後側の指圧です。



坐骨結節から、膝裏までを押して行きます。

ラインは3つあって、

①坐骨結節から、膝裏の真ん中

②坐骨結節の外側から、膝裏の外側

③坐骨結節の内側から、膝裏の内側

です。



難しいのは、

● 坐骨結節の正しい取り方

● 正しい方向性

です。



●坐骨結節

大腿二頭筋は坐骨結節に付いていますが、

この付着部は前側になります。



指圧は後側からやりますから、

付着部は坐骨結節の奥になるんですね。



ここの部分をしっかりととらえられるかで

大腿二頭筋の緩みかたは変わります。



お客様が女性の場合には

気を使う部分ではありますが

練習では必ずしっかりととらえられるように

しておくことが大切です。



●正しい方向性

大腿二頭筋は、殿部の筋肉と同様に

大きい筋肉です。



内側と外側に大きな筋腹あり

その間は谷間のようになっているので

垂直に押すだけでも方向性は変わりやすく

コリの深さによっても変わってくるので

正しい方向性に気を配らないといけません。



まずは、

● 坐骨結節の正しい取り方

● 正しい方向性

このふたつに気を配りながら

練習をしてみて下さいね。



練習の後のノートはお忘れなく!


昨日まで、殿部のコツを2つお話しました。

① 一押し一押しの押す合間を空けすぎない

② 自分の体勢を変えてみる

でした。



今日は3つめの

“圧を入れる方向が間違っている”

です。



殿部は丸いために、

一定の報告で圧を入れていくと

必ず方向がずれます。



丸みに合わせて角度を頻繁に変えていく必要があります。



また、厚みもあるので、

深さによっても方向は変わります。



狙っている筋肉のコリが

どの深さにあるのか?

どの高さにあるのか?

によって、圧を入れる方向も変わるのです。



殿部は圧がちゃんと入ったときには

かなり効く感じの響きがあります。



逆に、ちゃんと圧が入っていないと

物足りないし、何をされているのかもよくわかりません。



ここまで3つのコツを書いてきましたが、

上手く圧が入らない時には

まずはこの3つをに注意して見て下さい。


きっと何かしらの改善点があるはずですよ。
昨日は、殿部の指圧のコツのひとつ

“一押し一押しの押す合間の力を抜きすぎない”でした。



今日は、ふたつめのコツです。

“自分の体勢を変えてみる。”

です。



殿部は、真横から押すことも出来るし

斜め上から指圧することも出来ます。



自分の体勢次第で、

圧の入れやすさが変わるんですね。



これは、殿部だけではなくて

肩の上部を指圧する時にも同じ事が言えるのですが

自分の体勢が圧を入れやすい体勢になっていないことが

結構多いんです。



自分の感覚と、実際の圧の入れやすい姿勢との

ギャップがあるんですね。



自分では気が付きづらいです。



自分の重心が低くなりすぎていたり

または,高くなりすぎていたりします。



うまく圧が伝わらないなぁと感じた時には

周囲の人や、鏡などで自分の体勢を見直すのも

効率よく圧を伝えるためには大切ですよ。
昨日の殿部の指圧はいかがでしたか?

殿部は、厚みのある筋肉なので

効かせるためには、いくつかコツがあります。



その一つ目を今日はお話ししますね。


1つめは、

“一押し一押しの押す合間の力を抜きすぎない”

です。



指圧は、一押し一押しの繰り返しです。



一押しずつの繰り返しですが、

常に同じ分けではありません



それは、患者さんの身体は

一押しずつ変化をしてきますから、

それに合わせて、指圧の一押しも

変わってくるのです。



指圧をすると、筋肉は緩みます。

緩んできた筋肉に、

さらにドーゼ(刺激量)を強く行うのか?

ドーゼを弱めていくのか?


この違いは、患者さんの身体ごとに違いますし

部位によっても変わります。



殿部の場合には、

硬くなっていると奥には届きづらくなります。



指圧の一押しで筋肉が緩んできたら

さらにその奥にある筋肉に届かせることができます。




昨日の殿部の練習で、

効かせることができなかったときには、

緩んできた筋肉からさらに奥を狙っていくのです。



そして、そのときのコツが、

一押し一押しの合間の力を抜きすぎないことです。



指圧は、

① 押す

② 持続

③ 抜く

④ 間(ま)


ですが、

この③と④のときに、

入れている圧を完全には抜かないんですね。



時間で言えば、1秒もありませんから

とても感覚的なことになりますが、

常に指先には圧を感じている感じです。



③の抜くときには

全てを完全に抜くのでは無く

一定の圧にしておいて

常にコリはとらえておく感じです。



ちょっと表現がわかりづらいですが、

もう一度、よく読み返してみて

それから練習をしてみて下さい。



一押し一押しの度に、

段々奥に届く感じが掴めると思いますよ。

昨日までは、胸椎・腰椎の練習で

指圧の基本も交えながらお話をしました。



今日からは、“殿部”です。



殿部の筋肉はとても大切です。

さらに、指圧が難しい部分でもあります。



殿部の筋肉は

骨盤・股関節の周囲にあるのですが、

骨盤のズレには間違いなく関係しています。



さらに、筋肉自体が大きく丸みがあるので

垂直に圧を入れることがむず可シック

厚みもあるの、奥まで圧が入らないと

なかなか聞きづらく、

筋肉がほぐしづらいんです。



押して行く順序は、

①上後腸骨棘から腸骨稜にそって、上前腸骨棘まで

②上後腸骨棘から大転子まで

③上前腸骨棘から大転子まで


の3つのラインを押して行くのが基本です。



まずは、やってみましょう!



押しづらいく揉みほぐしづらいことが分かると思います。