小さな事を大きく感じ取れることが
自分にとっては大変重要なことだと思っています。
小さな事をコツコツと!
西川きよしさんの言葉ですが、
ホントこの通りなんだと思います。
だから、小さな事を喜べる自分でいたいです。
そのためにも、人の小さな積み重ねに敏感になって上げたい。
ともすると、
小さな成長はインパクトがないので、
馬鹿にされがちです。
当初は、自分でもそう思っていました。
インパクトが強い方が良いのだと。
そしてインパクトの強いモノだけを狙いにいく。
短時間で大きな成果を得られた方が効率が良いと考えるようになる。
そして、周りの人が驚くのもそんな成功例。
まるで小さな成長はダメな代表のようなモノに扱われている。
そんな上方にさらされ続けると、
いつしか自分の価値観もインパクトの強いモノほど良いモノと勘違いする。
こうなると、地道に積み重ねることが悪になってしまうので、
小さな成長に喜ぶことが出来なくなってしまう。
実際には、そんなに大きなインパクトなど毎日起こるはずもない。
だから、1日生活をしていく中で
インパクトのない日も出てくるわけで、
そうすると実りのない一日を過ごすことになる。
実際にはそうではないのだが、
自分の価値観がインパクトがあるかないか?になっているから、
インパクトのない日 = ダメな日
に位置づけられてしまう。
そして、毎日は起こりえないインパクトなのだから、
ダメな日の方が多くなり、やがて気持ちが疲弊していく。
そんな悪循環に入っていたような気がする。
でも、価値観がここ数年で大きく変わった。
小さなつい重ねこそが大きな差になると。
それは一日ではそれこそあっという間に逆転されるくらいの成長でも、
5年、10年、20年と続ければ、その差は永久に縮まらない。
そして、一日の小さな成長に対して、
どれだけ自分が気持ちを向けられるかが、
小さな成長の中の“質”になる。
これも気持ちを向けるかどうかだから、
他人からは分からない。
自分にしか分からないもの。
それを正確に測れる人などいない。
だから、結局人の目を気にしてもしょうが無いと言うこと。
自分の気持ちがどこに向いているかなんて、
人からは分かるはずもない。
結局は、自分がどれだけ素直に自分を見つめ直せるか。
それが質の違いになる。
これくらい単純で簡単なことを、
あとはずっと続けるだけ。
これが結局の所人生の財産になるんだなと最近感じています。
そして、その成果は毎日の小さなやった感が活きているんだと思います。