自然と何度も目や耳に入ってくる言葉

 

 

(あれ!?  まただ…)

 

と しばらく心に引っかかる言葉

 

 

私はそういう言葉がとても気になります

 

 

 

そんな時は

 

 

「見聞きした文脈からわかることだけじゃなく

 

 その言葉の中に

 

  私にとって 大切なことがあるはず」

 

 

として  タロット・オラクル7種類の中から

 

カードを引いて 深読みしてみます

 

 

 

 

 

 

今回 気になった言葉は

 

「集中する」

 

 

 

見聞きした文面では

 

「自分の内面に集中する」 とか

 

「目の前のことに集中する」 など

 

精神的なことを言っている場面が多かった。

 

 

 

(うん 確かに それ 大事だよなぁ) 

 

と思いつつ どうも  いまひとつ 

 

ピりッとしない感じが…

 

 

 

なので カードの見解をもらいます。

 

 

では 1枚目

 

 

 

 

 

今までいた家(場所)から出て

新しい世界に踏み出した女性。

 

 

家の扉をパタンと閉めて

 

「よし!行くわよ!!」

 

という面持ちで

杖と肩紐をグッと握りしめた両手からは

彼女が強い信念を持っていることを感じます。

 

 

 

けれども 服装はいたって軽装。

 

え? 持ち物もこれだけ!?

 

 

 

でも あえて彼女は

 

(持ち物は持たない 必要ない)

 

として出発した。

 

 

 

「服」や「持ち物」今まで

(こうすれば安心だ)としていた考え

(これは必要だ)と思っていたものの象徴でしょう。

 

 

彼女はそれらを持たない 

と決めて出たのです。

 

 

 

「集中する」に当てはめれば

彼女が集中したいのは

握りしめている杖からしても

歩くこと つまり 行動 でしょうね。

 

 

軽装で 持ち物がない分

ずんずん歩けるし

余計な考えもなければ

歩くことに集中出来て

遠くまで行けるはず。

 

 

 

実際 どこかへ出かける時のことを思い返してみると

 

(これは持って行った方がいい) とか

(あと必要なものは?) とか考えて

 

ついつい荷物を増やしがち。

 

 

それらを持つと

確かに安心はするけれど

荷物が重くなるから 

出来ればあまり歩きたくなくなる…

 

 

 

だから 逆!

 

 

そういった安心のための

荷物になるようなものや考えは

彼女のように なるべく持たず

身や心を軽くして 

 

歩く 動く 進む など

行動に集中すること!

 

 

 

「そうそう 身軽になって

 とにかく1歩1歩 進むのよ!」

 

 

そんな彼女の声が聞こえるようです。

 

 

 

 

 

では もう1枚 引いてみます。


 

 

 

 

三日月の夜

水辺にひざまづき

一心に祈りを捧げる女性

 

 

背景には黒と白 

2つの塔が見えて

彼女は白い塔の方を向いている

 


すぐ近くで 赤いザリガニが

彼女を見守り 応援しています

 

 

 

 

1枚目では

 

「とにかく 1歩1歩 進むのよ!」

 

と言っていた彼女ですが

 

 

もしも…

2枚目の女性のような状況になったら

どうする? 

 

というところ。

 

 

 

三日月夜は相当暗く

水辺はどこから深みになるかもよく見えない。

 

 

いくら 彼女が「とにかく進もう!」と決めていても

こんな状況を闇雲に進むのは危険すぎる!

 

 

ザリガニは彼女の道しるべ的な存在でもあって

今は彼女をここに留まらせるよう

声をかけているようにも見える。

 

 

 

この赤いザリガニ的なサポートは

私 思い当たることがあります。

 

 

「よし!行くぞ!!」

 

と1枚目の彼女のように

新たな行動に向けて気合が入っていた時

 

(このまま進むと危ない)

 

という状況がありました。

 

 

その時 自分では

危険だなんて 全然わかっていなくて

後ろから羽交い絞めにされるように

人や状況に止められることがあったんですね。

 

 

「あのまま進んでいたら本当に危なかった!」

 

「あの時 あの人が止めてくれてよかった!」

 

 

という事態がこれまでに何度かあり

その時々 止めてくれた人や状況に

後から感謝することになりました。

 

 

なので

自分ではよくわかっていない危険な状況でも

ちゃんとサポートはある

 

と信じています。

 

 

 

1枚目の彼女が軽装で出発したのも

 

(この先 何があっても私は大丈夫!)

 

と対応できる自分を信じているから。

 

 

 

でも 彼女たちは基本1人。

 

サポートに頼りすぎず

自分でも危険や危機に気づけるようにした方がいいでしょう。

 

 

 

また 1枚目のカードも周囲に星が見えていて

どうやら2枚目と同じく 夜のよう。

 

 

彼女たちは

 

「よく見えない ハッキリわからない」

 

という状況にいることが共通点。

 

 

このことから

 

夜のように 

先がよく見えなかったり

辺りの様子がわからない時こそ

「集中する」ことが大事なのでしょう。

 

 

 

と ここで気になるのが

 

1枚目のカードは

歩く 動く 進む

 

2枚目のカードは

祈る 待つ 止まる

 

と動き方が逆なこと。

 

 

 

「集中する」というと

 

ある1点に向かって動き続ける

 

1枚目のイメージでした。

 

 

でも  2枚目のカードの状態

 

祈る 待つ 止まることに 集中する

 

のも大切なのでしょう。

 

 

 

動く時は 動く

動かない時は 動かない

 

今は 行動する

今は 待つ

 

今日は 進む

今日は 止まる

 

 

そんな風に 自分でパチッと決める。

 

 

メリハリをつける

 

って言葉がしっくりきます。

 

 

 

 

あと 気になるのは彼女たちの視線。

 

 

1枚目の彼女は遠くをじっと見つめ

2枚目の彼女は白い塔を向いています。

 


 

1枚目の彼女が見つめているのは

自分が信じる「信念」

 

2枚目の彼女が祈りを捧げているのは

(~~でありますように)という「希望」

 

 

この2枚はどちらも

変化の意味を含んでいます。

 

 

「希望」や「信念」は

最初に1度決めたら 

簡単には変えてはいけないもの

と思いがちだけれど

 

彼女たちは進むうちに

希望や信念も軌道修正していくのでしょう。

 

 

というか 

変わっていくんだろうな。

 

 

 

大事なのは

最初に決めたことを絶対的として

向かおうとするのではなく

 

進んだり 止まったりしながら

自分の「希望」や「信念」が

ハッキリわかってくるから

その時々 

自分で(こっちだ!)と信じる方を向くこと。

 

 

 

まとめると

 

動く時も待つ時もありながら

変化もしながら

信念や希望に向かい続ける

 

 

それが 今私が思う

 

「集中する」 です。

 

 

 

 

赤いザリガニのようなサポート具体例

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 黒0 

NEW BEGININGS 新たな始まり

 

踏み出す 新天地 準備

 

あなたの前に新しい扉が開かれたのは

なにも突然のことではありません

準備が出来た者に扉は開かれるのですから

 

これまでの経験や培ってきたものを

確固たる自信として 

堂々と新たな1歩を踏み出しましょう

 

これから創っていく未来はあなたの気持ち次第で

どんどん変わっていくものであることも忘れずに

 

困難や不安定と思える出来事もすべて

あなたを試しているのです

 

 

 

 

(紫)タロットカード 18 THE MOON 月

 

迷い 不安定 不鮮明 祈り

 

日々形を変える月のように あなたの心も

アレコレ思い惑うことがあり はっきりと

気持ちを決められない状態なのでは?

 

白黒つけたい!すぐに決めたい!派

なのかもしれませんね  

 

でも 焦らず少し待ちましょう

 

今あなたは 

不安定・不鮮明な落ちつかない心境の中で 

それでも物事の真実を見ようとしていますし 

いずれわかってきます

 

月夜の暗闇の中ではもがいでもよく見えません

 

わからない中で少しずつ真に近づくことを信じ

今の状況を祈りと共に過ごしてみてくださいね

 

 

~ たまゆら占いより ~