こんばんは。
魂響書宣 たまゆらしょせん 恵理子です。
先月のこと。
昨年末に亡くなった母の遺品を整理しようと
タンスを片付けていたら
こんな絵が出てきたの。
これ すごく覚えてる。
小学4年生の時の
夏休みの宿題の絵。
なんで よく覚えているか
っていうと
私が描いた絵じゃないから
これ 父が描いたんだよね。
まぁ 筆致を見れば
「小4の子供の絵じゃないでしょー」
ってのは すぐわかるけれども
「こんなのが出てきたよ」
って父に見せたら
この絵のこと
父もよく覚えてました。
なんでも
夏休み終盤
「宿題の絵が描けない」
と私が泣いていたそうで。
(それは私 まったく覚えてない)
平日だったけれど
自営業だったので
仕事の都合がついたのでしょう。
その頃はまだ
父がバイクに乗っていて
「じゃあ 河原に写生に行こう」
と絵の道具を持って
2人乗りして
五日市に行ったんだよね。
八王子の自宅から
五日市の河原に向かう道中
バイクのエンジン音
全身に当たる風
ビュンビュン
後ろに流れていく景色
そんな様子を今でも覚えている。
河原に着いて
よさそうな場所で
絵を描き始めたのだけど
泣くほど嫌だったわけだから
私は気分が乗らなかったんだろうな。
そんな私を見て
父が手伝い始めたんだと思う。
そしたら
父がドンドンノッてしまって…
絵は父に任せて
私は水辺で
遊び始めちゃったんだよね
なので
この絵のことで
覚えているのは
絵を描いている父の姿と
水切りに夢中だった自分。
それでも
この時の河原の景色
周りで遊んでいた人たち
キラキラしていた水
緑の中の白い建物も
写真に撮ったかのように
クッキリ心に残っています。
絵の裏を見たら
担任の先生からの言葉と五重丸が。
日記を読んで 絵を見て
とても楽しかったですよ。
よい思い出になりました。
日記には
「宿題の絵を描きに
父とバイクで五日市に行きました」
と書いてあったはずで
きっと 先生
「お父さんに描いてもらったのね」
とお見通しだったことでしょう。
でも そんなこと
一切言わずに
もちろん
とがめられることもなく
先生は
私と父との思い出に
こんなに丸をくださった。
流れとは言え 父も
加担してくれたわけで。
知らないうちに
絵を保管してくれていた母も。
おかげで
ズルした夏休みの宿題は
【楽しい思い出】ファイルで心の中に
実物もこうして
大切にしまわれていました。
父ともね
「この絵 私が描いたんじゃないって
バレバレだったと思うよ。」
と 先生の優しさを振り返りながら
笑い合ったりしてね
夏休みも終わりですね。
宿題がたくさんあった子供たち
陰ながら支えていた
お父さん お母さんも
お疲れさまでした♡
過去 懐古 執着
過去の記憶をたどって
懐かしさや温かさに浸りたい気持ちがありますね
その時はわからなかったことが
今 改めて手に取って感じるように
そういうことだったのか とわかる時のようです
1つずつ 丁寧に 振り返ってみましょう
ただ あまり過去に執着せず
今 この瞬間を生きることも どうぞ大切に
あなたの優しさの光を広げましょう
あなたは優しい人ですね
人を気遣い 真心を与えることが出来ます
あなたの優しさはどんな形であれ
ちゃんと伝わり 広がっていきます
私の思いはきっと伝わる
そう自分を信じて 心をこめて
あなたの優しさの光を伝えてくださいね
同様に人から与えられる優しい思いやりも
じんわり心で感じてみましょうね