私は1週間の内に3回以上
同じ言葉に出会ったら
注意するようにしています。
それは 私にとって
その時 必要で大切な言葉だと思うから。
そして そんな風に
自然と見聞きした言葉を
カードでリーディングして
意味を探ることにしています。
ここの所 立て続けに見て
気になった言葉が
「無防備」
無防備と言うと
両手を広げて
隠すことなく
自分をさらけ出す
と そんなイメージだけど…
何か気をつけることがあるのかな。
さて カードの見解を見てみましょう。
まず1枚目。
Bleeding Heart=血を流す心臓 芸術性 癒し
あなたはこれまでの経験の中で 辛さや悲しみを深く感じ
それらを糧として 今後人々に共感しシェアする方
芸術的なことで表現する可能性も持っています
今までの経験を「傷」として悲しみ続けるのではなく
「自分にとって大切なものだった」
としてしっかりと抱き 分かち合う
体から発している光がそのこと表しています
ですがまずはちゃんと自分の傷を確認して治すこと
ピンクのハートの花や自然物に取り囲まれているように
あなたは多くのサポートの中で癒すことが出来ますよ
~ たまゆら占いより ~
キュッと身を固めて立ち尽くしている様子の彼。
絵の感じからして 無防備とは反対の
自分を守っているようなカード。
私が最近目にしていた無防備の文章はどれも
「自分を守るのはもうやめよう!」
「自分をあけっぴろげにしよう!」
と無防備でいることを勧めるような内容でした。
でも このカードの人物のように
心臓が血を流す位 傷ついている時は
自分をしっかり防御したくなると思う。
周りのピンクのお花たちが
「うんうん そうやって自分を守りたい時
あるよね 大事だよね」
って彼を見守っているようです。
そうして しっかりと
自分を守る時期があって
段々力を復活させていく…
身体から発光している光が
どんどん強さを増して行くように感じます。
無防備にする前に
辛さや悲しみを癒すこと
負った傷を治すこと
力を回復すること
つまり 自分をしっかりと守ること
が大切なのでしょうね。
そうでないと
実際の傷も心の傷も また口が開いて
もっと血を流してしまいそうで危険。
落ちこむことや悲しいこと
傷つくことがあったなら
まずはしばらく治癒に専念して
自分をしっかり守って抱きしめることですね。
では もう1枚。
心地よさ 委ねる 思いのままに
心にしっかりとした希望や思いをお持ちで
でもためらいがちな方がよく引かれるカード
心を開いて あなたの気持ちを体現する時です
いつも気にしてしまう周囲の人々や将来の不安ではなく
「私はこれが好き!」「あれをやりたい!」
その気持ちを大切に心地よさを選び行動してみましょう
心の声に耳を傾けて
~ たまゆら占いより ~
今度は思いきり心を開いているような
まさに無防備なイメージのカード。
1枚目も2枚目も
どちらも半分人間なのが面白いですが。
今 人魚は上から降ってくる光を
シャワーのように心地良く浴びています。
一方 1枚目の半人半獣の彼は
自分が発光していました。
セリフにするとこんな感じかな。
彼 「俺が自分でやらないと!」
彼女 「あ~いい気持ち~♡」
彼は自分が今持っているもので
なんとかしようとしていて
(だから身が固くなって)
彼女は何も持たず
でもまったく焦ってなどいません。
(表情も身体もほわ〜っと力が抜けている)
光は「恵み」の象徴で
彼は自分にとって
何が恵みなのか治癒しながら
段々わかって行く感じ。
彼女は自分が心地良くなる恵みを
望みとして無邪気に表明し
全身で受け取っている感じがします。
それから彼は
目の前の水辺に足の先っちょをつけていて
彼女は海の中
それも海底にいるみたい。
「水」は怖いものや怖い状況を表しているようで
彼はその中に入ろうかどうしようか迷っている状態。
確かに 辛い時や悲しい時
ケガをしたり病んでいる時に
怖いものと対処したり
怖い状況に入って行くのは無理ですもんね。
ゆっくり治す 休むこと自体が
怖いってこともありそう。
でも もし
心身が健康ならば
たとえ怖いものや怖い状況があっても
人魚の彼女のように
ドップリ入っちゃうのがいいようです。
具体的にはメッセージにもあるように
「私はこれが好き!」
「あれをやりたい!」
などと自分の気持ちをはっきり表明することでしょう。
海底に行くまでには
ちょっと時間もかかるだろうし
この力が抜けた大っぴらな体勢になるまでには
今まで怖くて出来なかった分
表明の練習も必要でしょうが
気持ち良く恵みのシャワーを浴びるようになれるはずだから。
2枚のカードを通して思うのは
「無防備」には段階があること。
なんでもかんでも
「はいはい わたしを見せますよ〜」
「ドーンと心開きますよ〜」
って ただ無防備になればいいってことじゃなく
自分が今どんな状態かを判断して
1)癒しや治療が必要ならば
時間をかけて治癒し 元気になる
2)その時間の中で知る
自分の心地良さを表明し
恵みを受け取る
その際
怖いものや状況(水)に入るのは必須
という感じですね。
2人を見守り包んでいる花と光が
同じく黄色味を帯びたマゼンタ色なのも
「悲しくて辛い時も
怖さの中に入ってからも
半人前でも(笑)
いつどんな時もあなたを守っているよ」
という守護のように思います。