私は１週間の内に３回以上
同じ言葉に出会ったら
注意するようにしています。
それは 私にとって
その時 必要で大切な言葉だと思うから。
そして そんな風に
自然と見聞きした言葉をカードでリーディングして
意味を探ることにしています。
おとといくらいから気になって
昨日 今日と何度も目に入ってきたのが
「さみしい」
”寂しい” ”さみしさ” もあったけれど。
「さみしい」という言葉で思い浮かんだのは
私が高校生だった時のある一場面。
うーん でも
その場面を思い返しても
今さみしさは感じないし
「それがなに？」
って感じでピンとはこないんだけどな。
さて カードはどういう見解かな？
見てみましょう。
まず１枚目
（橙）ソウルメイトカード ２７ Playfulness 遊び心
軽やかに 今をみつめて 楽しもう
これまでのやり方やパターンを変えてみましょう
普段 しっかり きっちり 真面目
と評されることが多いのならば
「遊び心」をキーワードに取り入れて♪
しかめ面になる出来事はちょっと横に置く
過去の後悔 未来の不安ではなく
今を「楽」で満たす
新しいやり方で状況が変わることを
体感してみてくださいね
～ たまゆら占いより ～
あら
「さみしい」とは真逆な感じのカードが出た^^
でも 確かに
「さみしい」って感じてる時って
メッセージの中にある
「遊び心」や「楽」の気持ちは全くない時だよね。
えー 冒頭に書いた
「さみしい」
で思い出した高校生の時の出来事。
それは私が
高２の夏に検査入院した時のこと。
ある時 右ひざが急に異常に腫れて
特に痛みはなかったのだけど
当時 部活でソフトボールをしていたので
それとなにか関わりがあるんじゃないか
となって 病院を受診。
地元の病院で色々検査して
でも原因がわからず。
病院の勧めで 夏休みに２週間
都内の北里病院という大きな病院に
検査入院することになりました。
北里病院では
血管腫の疑いがあると言われ
造影剤を使ってのレントゲン検査が行われることに。
「撮影する時に苦痛を感じるけどがんばって！」
と担当の先生に言われていたんだけど
今でも忘れない！
ホント 苦痛でね…
検査後もその苦痛がしばらく長引いて
でもその時 家の都合で家族が誰も来られず。
自宅から遠かったし仕方なかったのだけど
１番辛い夜を１人
ベッドの上で泣きながら過ごしました…
それが 私が思い出した
「さみしい」というか
さみしかった出来事。
でもね その時
同室のおばあさんで１人
私を励まし続けてくれた方がいたのね。
辛かった翌日 その方に
「ああ 泣いちゃってる…
かわいそうにと思って
でも 歩いて行けなくて
ベッドから応援してたの」
と言われてね。
ご自身も同じような検査をして
私の苦痛をよくわかってらしたようで
その励ましがすごく嬉しかったんだよね。
その後も何かと声をかけてくださって
すっかり仲良くなって
私が退院後もしばらく
文通していた覚えがあるので
入院時は本当に良くしていただいたんだと思う。
今 このことを思い出しても
「さみしかった」というより
「あのおばあさん 優しかったなぁ」
の気持ちの方が断然強い。
だから 確かに「さみしかった」思い出
ではあるのだけど
今の私はさほどそうとは感じないのね。
このカードで言うと
向き合っている女性２人が
私とそのおばあさんに見える。
私はひざが腫れていて
おばあさんは足が不自由だったと思うのだけど
カードの２人の足が白く光っていることも
あの時の私とおばあさんを表しているみたいで。
「さみしい」出来事の中にも
黄色くて輝いてハートになっている
（喜びや温かさで満ち溢れている）
嬉しい心の交流ってあるよね
とカードは伝えたいんじゃないかな。
余談ですが
ちなみに私の右ひざの腫れは
精密に検査したけれど
結局原因が特定出来ず。
この時は「血管腫じゃなくて良かったね」で終わり
その後 自然と次第に腫れはひきました。
このような入院・通院・ケガ・病気などは
私が両親や周囲の人たちの気を引くための
手段だったのではないか
と今は理解しています。
では もう１枚。
自立 孤高 揺るぎなく
秘めていた力が発揮される時です
「出す」「出る」ということは
今いる場所から離れることも意味します
孤独や淋しさを感じることもあるでしょうが
それも揺るぎない自分になるお試し
「ひとり」で過ごす時間があなたを強くするでしょう
～ たまゆら占いより ～
うん
今度は「さみしい」にふさわしいカードが出た＾＾
メッセージに”淋しさ”って言葉も入っているしね。
これは『孤独 ひとり』を象徴するカード。
１枚目のカードと合わせると
私もあの「さみしい」と感じた病院の夜
ベッドでひとりきりだった。
でも 翌日
優しいおばあさんに声をかけてもらって
（ひとりじゃなかったんだ）
と思ったんだよね。
このカードの中の
タワー（塔）を取り囲む枯れ木や枝は
支援者に見えることが多いのね。
今日もそう見える。
本人は「ひとりだ」「孤独だ」と感じていても
私の思い出の中の優しいおばあさんのように
しっかりと見守って
応援したり励ましてくれる人はいる
ということ。
さみしさを感じたからこそ
支援者の力が大きく思える
ってことがあると思う。
この枯れ木や枝たちは
ちょっと離れた所から見ているイメージなのね。
ちゃんと
悲しませてくれる
泣かせてくれる
今日のテーマだと
ちゃんと さみしがらせてくれる
と言えるかな。
そういう気持ちをしっかり感じることが
大事なんだろうね。
高校生の私はあの時 苦痛で さみしくて
一晩思いきり泣き続けたから
感情的には発散出来て満足したんでしょう。
だから
あの場面を思い出しても平気でいられる。
そして
ひとりだけど
ひとりじゃないんだ
と言葉で言うと矛盾するけれど
そんな思いが感じ取れる。
とても貴重な経験だったなぁと。
これは ２０１２年
私が家族と離れて
１人で別居した当時のことにも当てはまる。
あの時 私は
ひとりになってやっと
思いきり泣くことが出来た。
でも
子供たちにさみしい思いをさせてるのに
「さみしい」なんて
言っちゃいけないと思ってた。
葛藤して いっぱい泣いて
罪悪感で肌もボロボロになって
そんな中
助けてくれた人々がたくさんいて。
みんなの優しさ 温かさを
すごーく すごーく
感じた時期だったんだよね。
…ということで
「さみしい」と思う時は
そのさみしさを存分に感じるのと同時に
見守ってくれる人や励ましてくれる人
そういう支援者の存在を優しく温かく感じられる
そんな時なんだと思います。
「さみしい」時は
思う存分さみしがって…
周りの人たちのエールを
これまた存分に受け取って…
そういう交流が出来るって
とても素敵なことですね。
