こんばんは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
どうも最近観た映画の中に
立て続けに同じテーマがあるなぁと感じて。
自分の事と重ね合わせて
書いておきたいことがあります。
観た映画はこちらの３本
グリーンブック
要はここで↑解説した通りなのだけど
私が感じた共通のテーマは
夫婦関係 パートナーシップ
いずれも
夫に対する妻の接し方だったの。
～ ・ ～
「ジョーブラックをよろしく」は
久しぶりに若きブラッド ピットを
堪能したくてセレクト♡
これまでにも数回観てるはずなんだけど
今回気になった場面は
「え？ こんなシーンあったっけ？」
と思った位まったく覚えていなかった。
それがこの場面。
ブラピ扮するジョーブラックと
恋に落ちるスーザン
そのスーザンの姉アリソン夫婦の関係性を
夫クインスが語る場面。
クインスがジョーに言った
このセリフにとても惹かれた。
「（アリソンは）欠点を許してくれる
一つの欠点ではなく すべてを
胸の一番奥の 暗い秘密でさえ」
「暗い秘密さえも
全部打ち明けているから隠し事がない
だから俺は自由なんだ」
（セリフは完全ではありません）
クインスは大きく手を広げ
満面の笑みでそう続ける。
劇中でクインスが妻のアリソンを気遣い
優しくフォローする場面が何度も出てくるのね。
ちょっとした表情や仕草が度々差し込まれて
２人がお互いを思い合っているのがわかる。
「そうか だからか」
と納得したのがこのシーンだった。
もちろんメインは
ジョーとスーザンの恋愛だから
この２人の登場シーンは少ないのだけど
今回気になって思い返したのは
この場面だったのね。
～ ・ ～
次の映画「グリーンブック」の主人公トニーは
言動が荒々しくて 学がなく
下品で お腹は出てるし
どう見ても かっこいいとは言い難いおじさん。
そんなトニーには美人の奥さんがいる。
最初はその奥さんが
なぜそんなにトニーに優しく出来るのか
が不思議だった。
この映画のテーマである
「黒人に対する人種差別」についても
２人は違う考えだ
ということが序盤でわかる。
けれど ２人は仲が良い。
トニーは
思わず「はあ？」と言ってしまいそうな
突飛な行動が多々ありで
（この奥さん 一体
トニーのどこが良かったんだろう？）
という疑問が頭に残りつつ
映画は進んでいった。
映画前半のトニーは
やることなすこと
ハッキリ言って印象が悪い。
良い人か悪い人かと聞かれたら
見えている行いから
「悪い人」に分類する。
でも 一緒に旅をすることになった
黒人男性ドクターと過ごす中で
段々 トニーの
純粋な人間性が明らかになってくる。
特にこの場面は笑った
トニーが奥さんへ書いていた
おかしな文面のラブレターを
インテリでお洒落なドクターが添削するシーン。
ドクターの素敵な言葉使いや
言い回しのアドバイスで
トニーのズレまくりだった文面が
すっかり変わって
女性が受け取ったら
たちまち目がハートになるような
素敵なラブレターに仕上がるの
この時の２人のやり取りがもう漫才のようで！
同時にトニーの
素直さ 柔軟さ 気取らなさを
素敵！
かわいい♡
と思ったんだよね。
その後も何度か
事件となる出来事が起こって
トニーは見えている荒っぽい言動に反して
人間的な器が実はとても大きいとわかる。
自分とは違う人を
偏見や差別の目で見る時代の中で
その人自身を自然とすっぽり包んでしまう
心の大きさを持っていたトニーは
徐々に人種差別に対して
自分の考えを変えていくことになる。
奥さんはそんなトニーの
純粋さや器の大きさをちゃんと認めていて
そこに惚れていたんだと思う。
ラストシーンでは
クインスも言っていたように
奥さんがトニーの行動の裏側まで
ぜーんぶお見通しで
トニーを「素敵な夫」に仕立てていたのがわかる。
奥さんがささやいた最後のひと言に
思わず声を上げて笑っちゃいながら
エンドロールの間中
涙が流れ続けるほど感動したんだよね。
本当にかわいくてステキな奥さん！
トニーも
そんな風に奥さんが自分のことを見通して
余計な所はスルーし
自分をヒーローのように扱ってくれているのを
きっとわかってる。
だから ２人が仲良しなのも当然なんだね♡
トニーとドクター２人の心の通い合いの過程にも
深く染み渡るように感じる部分がいくつもあって
心がじーんと温かくなる映画だった。
～ ・ ～
３本の映画の奥さんたちに共通していたのは
「夫を立てていた」こと。
「夫を立てる」
という言葉は
私も何度も聞いたことがあったけれど
今回映画でこの３人の女性を観ていて
「夫の面子を保っていた」
という言葉が浮かんで 腑に落ちた。
当初 ひどい暴言を吐き
自分を家畜以下扱いしていた夫に
「お前は最高の女房だった」
こう言わせることが出来た
「しあわせの絵の具」の妻モードもそう。
表面的な見た目や言動のその奥にある
夫のよい所を見て信じていたり
夫の欠点は取沙汰せず
うまくかわしていたり
夫の優しい嘘にだまされたふりをしたり…
その様子がとても可愛らしくて
でも また芯もあって
女性が持つ
受容力や包容力として感じたんだよね。
大きくて温かい力だなぁと。
私は夫との不和で７年前に別居しました。
振り返ってみると
私が出来なかったのは
この奥さんたちのような
夫を立てること
夫の面子を保つこと
だったと思う。
以前の私は
「だって本当のことでしょ！」と
夫に真実を突き付けたり
夫の痛い所を突いたり
正しさというナイフを
突き立てるような接し方をしていた。
自分は間違ってないし
そうするのが正義だと思っていたし。
夫とのことだけでなく
他のすれ違いの出来事も
そうした正しさを追求する考えから
起きたことが多かったと思う。
映画の３人の奥さんたちは
言葉や行動や
状況の向こう側にある背景をしっかり感じ取り
その人が元々持っている
素晴らしい「本質」を良く見極めて
心から信じ
旦那さんをまるっと包みこむように接していた。
私は別居して１人になって
カードリーディングをたくさんしたけれど
そこでじっくり見たのも
人や物事の向こう側にある
「背景を理解しようとすること」と
その人の元々の「本質」を感じ取り信じることだった。
色々な方の問題と思える出来事には
悪 誤り 間違い 弱さ 未熟さなど
「それはダメでしょう」と思うことが確かにあった。
でも その陰や黒と思える向こう側に
「その人の素晴らしい本質」を陽や白として
見ようとする
見ることが出来る
秘めたる力がちゃんとあったんだよね。
それまで見えていなかった
相手の本質に気づくために
また自分の大きくて温かい
秘力や魅力や可能性を確認するために
問題と思えることが起こった
というような感じ。
お会いした方々は
私と性質や経験してきたことが
似ている方が多かったから
その時のテーマが
私自身のことと重なる部分もあったりして。
客観的に 大切な本質を
一緒に見せていただけたことに
感謝でいっぱいです。
お蔭で 私も
あの頃は見えてなくて気づかなかった
夫の本質を思い出したり
気づけるようになりました。
自分の身に起きる問題と思えることも
ご縁あってお会いする方も
たまたまその時期に観る映画も
何度も繰り返し自然に見聞きするテーマも
みんなグッドタイミングのサインで
良き方へ
送り出してくれているんだなと思います。
女性性 バランス 受容 錬金術
優しさと強さを兼ね備え
凜とした美しさを持つ女性
女性性の素晴らしさ 妊娠
錬金術を表現したカード
また陰陽・男女など万物のバランスを司る力
大きな受容力を示します
古より人類が続いているのは
この女性性が源にあるから
その女性性を全ての人が
勿論あなたも持っているのです
具体的には過去の記憶を思い出したり
魂の奥を感じたり
今 その部分に注目し
素晴らしい女性性を発揮する時です
一途に行動 思いをこめる 見極める
女性がいる部屋を見上げ
万感の思いを届けている男性
相手の姿が見えていないことから
まだ気持ちが伝わっていないか
すれ違いがあるのかもしれません
あなたが男性の立場ならば
人目は気にせず
一途に思いを伝え続けましょう
あなたが女性の立場ならば
見た目で判断せず
彼の本質や情熱を見極めるのがよいでしょう
人との関わり方 向こう側を理解する 慮る
あなたは何らかの人間関係で「問題がある」と
感じているかもしれませんが それはチャンス！
人との関わり方において
これまでと違ったやり方や思い方をすることで
良好な関係性に変わっていくでしょう
相手の目に見える表面的なことだけではなく
目に見えない背後にあるものを理解することが鍵です
現実的に知ることが出来なくても
慮ってみましょう
パートナーシップ 対人関係 ロマンス
夫婦や恋人関係
また大切な存在としての人間関係が
テーマの時によく示されるカード
仲良く愛を育んでいる２頭のイルカを
周りで天使たちが応援しサポートしています
あなたが今見つめている人間関係も
実在の人物をはじめ目に見えない守護に
見守られています
そこから逃げることなく向き合う限り
たとえ時間がかかるとしても
調和に導かれると信じましょう
