こんにちは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
最近よく見聞きする言葉をカードリーディング。
今日のお題は 覚悟 です。
どうも今まで私が思っていた「覚悟」が
違ってきているみたいで。
今まで思っていた印象は
こうする！と決めて行動
というような力が入った覚悟。
さてでは
今もたらされる「覚悟」は
どんなものなのでしょう？
カードは２枚引いてみます。
（紫）タロットカード １４ THE TEMPERANCE 節制
ご自分でもカードの絵をじっと見て
思い浮かぶ言葉や文字やイメージがあれば
ぜひ大切にしてくださいね
写真下のカード名をクリックすれば
たまゆら占いのメッセージが見られます
～ 以下リーディング ～
私がこれまでに思っていた覚悟のイメージは
２枚目のカードの方。
「取るぞ！」と決めて自分で網を仕掛け
結果を得ること。
カードの男の姿からは
「結果を得なければ！」
という強い気持ちがあって
自分の利だけに注目している
そんな感じ。
一方の１枚目のカードの天使は
ゆったり構えていますね。
これは２つの瓶で水を調合している所。
相反するものを混ぜ合わせて
全く新しいものを創っている最中なのね。
何が出来るかわからないし
いつ出来るかも定かではなく
その待っている時間
つまり「経過が大事」だということ。
この天使は
調合している水流に注目しているけれど
周りを見渡す広い視野もありそうです。
ここまでで
「結果」重視の覚悟から
「経過」重視の覚悟へ
と見て取れます。
私自身のことで言えば
「結果」という目標を先に立てて
行動することが多かったなと思う。
皆さんもしませんでしたか？
小中学校の頃
１日の計画表を書いて
予定通りに出来たら
をもらえる
っていうアレ。
自分が掲げた目標に一直線に向かうやり方ね。
このやり方で
毎日のやるべきことを積み重ね
成績がよくなったり
受験したり資格を取って
確かに成果を得られたと思う。
大人になってもそうやって
何か目標を決め達成するように向かうことは
当たり前になっていた。
ここで ２枚のカードを見ていて気になるのが
共通するのが水辺にいることで
本人が水に入っているか
入っていないかという点。
水が象徴するのは流れ。
時間の流れ 状況の流れなど
移り行くものでしょう。
２枚目の彼は水に入っていません。
そう言った流れを配慮することなく外にいて
とにかく得られる目標に注目し
「なにがなんでも結果を出す！」
その覚悟の元で行動している彼。
受験や資格試験の直前とか
同じ姿に思い当たる時期があるわ～
一度決めた目標は絶対的で
周りを見る余裕もなかったな。
１枚目の天使は水の中に入っていて
その時に起こることや
時間の変化に合わせながら
とにかく調合を繰り返している感じ。
この天使
目標は立てていませんね きっと。
力も入ってないし リラックスしてる。
「これからどうなるんだろう～
」
とワクワクしているようにも見えるし
時間や状況の変化に添って行動を繰り返し
その時々で柔軟に対応している
そんな印象です。
目標もなく
いつ出来上がるのかさえわからないけれど
この「経過」という水の中にいてこそ
知ることが出来るものがあるのでしょう。
水にはうまくいかないことも含まれていて。
水に入る 水の中にいるは
他の言葉で言えば
流れに任せる ゆだねる になりますね。
これって よく聞くことで
今まで私も 任せる ゆだねる
そのようにしてきたつもりだったけれど
出来てなかったかもしれない。
定めた目標に向かって進むことに慣れて
予定通り行くことに安心感がある私にとっては
うまくいかないことや嫌な出来事に遭遇すると
ついコントロールしたくなっちゃうのね。
流れのままにいるのは
実際とても「覚悟」がいること。
目標を定めて一心に向かう方法も
流れに任せる方法も
経験の仕方であって
どちらがいい悪いの話ではなくて。
総じて
この２枚のカードから感じる「覚悟」は
結果を踏まえた上で
経過を見守る勇気
ですね。
「その両方を混ぜ合わせている所なのですよ」
と言っているこの天使のように
今は目標を定めながらも
途中 変化変更ありきで
経過の中を穏やかにいようと思います。
