こんにちは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
自然と繰り返し目と耳に入って来る
気になった言葉から
逆にカードを読み解くシリーズ。
今日のテーマは 「傷」
「傷」と言って
まず思い浮かべるイメージは
痛々しさ 悲しさ 辛さ 苦しさ
など 涙とセットのような感じがする。
文章で読んでいても
「傷ついた」
「傷つけられた」
「傷になった」
とか まぁネガティブなお話しが多いよね。
カードで言うと
これらがわかりやすいかな。
カード名をクリックで
「たまゆら占い」のメッセージが見られます
ああ どの女性も辛そうで悲しそう。
鑑定では過去になにかショックなことがあり
そのことが未だに心に引っかかっていて
わだかまりや執着という「傷」になっている方が
よく引かれるカードです。
心の傷は目に見えないから
今どんな状態なのかはわからないけれど
外傷で言ったら
血が流れていたり
ズキズキ傷んでいる
あるいは化膿してしまった
などという
「治療が必要なまだ治っていない傷」ね。
それに対して
私がここ最近見聞きしていた「傷」は
「もう治った傷」
「癒された傷」
という「傷跡」のようなイメージ。
カードで言うと ズバリ！コレ
このカードは
私がジプシーカードを手にした当初
意味不明だったカードなの。
だって
カード名は「希望」とポジティブなのに
どう見ても
傷を負って苦しんでいる人物にしか見えなかったから。
頭に巻いているのも包帯みたいで
こんなにガックリうなだれちゃってるし。
ジプシーカードには解説書もついてないので
「何が希望なの？」
とワケがわからなかった。
だけど 段々
この痛々しい人が
強く見えるようになってね。
「確かに
苦しいこと 哀しいこと
辛いこと 苦しいことはあった。
でも その痛みを受けたとしても
俺は持ち続けたい希望があるんだ！」
そんなセリフとして聞こえるようになった。
傷がすっかり癒えて治るまでは時間がかかる。
その時間も
この場所から逃げることなく
じっとここにいるんだよね この人。
忍耐力 辛抱強さ 待機力
とも言えるかな。
それは自分が本来持っている力
自己治癒力を信じているからだと思う。
「自分の傷は自分で治せるんだ！」
って。
傷を負ったことも
傷を治すために使った時間も
傷に対して思うアレコレも
つまりは「傷」自体
心の奥にある「希望」が湧き上がるためのキッカケ
このカードから
そんな世界観を感じるようになりました。
鑑定でもこの「希望」までの道筋が見えて
納得して理解できると
ダラダラと流血していたような傷が
かさぶたになったかのように
心が癒えるのを感じます。
映画なんかでも
登場人物の肌に刻まれた傷が箔となって
その存在を大きく見せることがあるよね。
本人もその傷を隠すことなく見せているし
その時はもう
痛い 哀しい 辛い 苦しい
なんて形容詞はつかない
ただの「傷」になってる。
その「傷」を見た人が
痛さ 哀しさ 辛さ 苦しさを耐えたその人から
その人に内在する力を感じるのでしょう。
心の傷だって 見えなくても
その人と対すれば ちゃんと感じる。
同じような傷の思いをした人同士はまた
強く感じ取れるんだろうな。
動物も傷をぺろぺろ舐め合って治癒するし
植物もその再生力は素晴らしい！
なんだか
「傷」って
生命力の強さを表してくれるもの
なのかもしれない。
痛いのは辛いしね
時間をかけてちゃんと治すことは大切。
でも 治癒の後には
自分の「傷」から
強い「希望」が湧き上がる
そんな感じがします。
望み 心が痛む 自己犠牲
誰かのため 何かのため
自分の希望とすることで
同時に自分を傷つけていませんか？
あなたの本当の望みはなんでしょう？
もう 傷つけないで
心からの希望を言っても大丈夫ですよ
