こんにちは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
昨日の記事の続きで
もうちょっと書いておきたいことが。
この時の母との大喧嘩の理由を。
私は４年前に別居して
ここ３年は実家でお正月を迎えています。
２０１４年は
私が帰ったのが大晦日だったこともあり
お節料理は すべて母が用意してくれました。
昨年２０１５年
母は２ヶ月前の１１月に家の中で転倒し胸を強打。
それからは体調が不安定で
お節料理は私も手伝い２人で作りました。
その時 気になったのは
母がお雑煮に入れる里芋を買ってなくて
「これでいいの」
と言いながら
ジャガイモを入れようとしていたこと。
その後
父と２人で里芋を買いに行く途中
「最近ちょっと様子がおかしいんだ」
と聞きました。
物忘れがひどく
１度確認したことを忘れてしまったり
「えーと今 なにするんだっけ？」
と立ち止まる母を 私も滞在中
１日のうちに繰り返し目にしました。
この１年でその症状は加速。
２０１６年 今年のお正月
母はお節料理を作ることが出来ませんでした。
その数週間前に
社会福祉士の方に相談して
歩行器をレンタルし
認知症のテストをして
この時は結果待ちという状態でした。
母の容量が心も身体も
会う度にどんどん小さくなっていることは
この３年で私も重々承知していました。
色々なことが出来なくなっていく母を
「仕方がない」
と思う一方で
そうなることを完全に受け容れたくなかった。
父が言うには
社会福祉士の方の説明でも
「母はまだ回復が見込める状態」
とのこと。
「完全介護になる人を１人でも少なくするために
出来る限りの方法で
（歩行器で歩くのもその１つ）
回復の方へ向かえるよう
市の制度も調べて利用していくつもり」
と話していました。
父は１日のうち少しでも歩くことを母に勧め
妹は認知症の回復のためのドリルを取り寄せ
兄は何か手を動かすことをしたらどうかと提案し
私も活力が高まるように外の楽しい場へ出たら？
と家族みんな
前々からずっと母に言っているのだけど
当の本人がやろうとしない。
「もう歳だから」
「疲れやすくて」
「出来ない」
「無理」
言い訳ばかりの母が元旦の朝
お雑煮を作らない私に文句を言ったことで
私がブチ切れ！
朝 スヌーズ機能かと思うほど
何度も私を起こしに来て
実は目が覚めていたけれど
私が起きなければ 渋々でも
母はお雑煮を作り始めるんじゃないか
と思ったのね。
前日の大晦日も
「お節料理を作る」
と自分で言っていたのに
私が台所に入ったら
母はどこかへ行ってしまい
戻ってきても着替えをしたりと
結局 何も作らなかったから。
「お雑煮は大丈夫 作れる」
と言うので
この通りに作ればいいよ
というレシピも作って
夜のうちに母と確認していたし。
でも 母は作ろうとしなかった。
しかも
作らない私が悪いと文句ばかり言って。
自分でやると言ったのに何もしていなくて
私だけを責める母に怒りが湧き
それに加えて
（ああ やっぱり出来ないのか…）
という残念な気持ち
文句の言葉の端に
母の小ささをひしひしと感じて
なんか
私もいっぱいになっちゃって
爆発
前回記事に書いたようないきさつの
大喧嘩となりました。
怒りって
自分の思う通りにならなかった時に湧くよね。
今回のケンカで言えば
「母がお雑煮を作らず 私のせいにした」
から。
でも それは表面的なこと。
本当は 私は
母に諦めて欲しくなかったんだ。
まだ出来るし
出来るように家族も周りの人たちも
サポートする気でいるんだから
逃げないで
出来ることをやろうとして欲しかった。
こんだけ怒るほど
そう思っているんだ！
ってわかって欲しかったんだ。
後で 落ち着いてから
父が仲介役となって
ここの所の私の気持ちを
母に諭すように言ってくれて
最後は母も理解してくれました。
だけどね
不思議なもので
母がわかってくれた
と思ったら
矛盾するんだけど
出来なくてもいいよ
と思ったの。
今の症状が回復して
出来る母になって欲しい気持ちは
もちろんあるけれど
でももう
出来ても
出来なくても
どっちでもいい
って気持ちになりました。
これは結婚する前に
母に教わった懐かしの味
私が作った フヨーハイ
この間母は初めて見るかのように
「これ 美味しいね～」
と感激しながら食べていて
材料や作り方を言ってみたけれど
？って顔して思い出せなかった。
やっぱり
ちょっぴり寂しさも感じながら
「美味しい 美味しい！」
と大喜びで食べる母の笑顔を
（もう それでいいや）
って思えてね。
とは言え
「出来なくていい」だけで母を見てしまうのも
それはどうも違う気がして
まだちょっと塩梅がつかめないのだけれど
とりあえず
なるようになる と思って
深くは考えないようにしています。
母は何があっても守られる人
ということは
これまでの数々のやらかし事からも明らかで
本人も周囲への迷惑など顧みず
「みんないい人！
私は幸せだわぁ～～～
」
って生きていますので。
１番多大なる被害を被っている父も
なんだかんだ母の愚痴をこぼすけど
せっせとお茶ついであげたり
昼寝している母に布団かけてあげたりしてる。
「こんなに出来なくても
こんなに文句ばっかり言ってても
みんなに大切にされて
生きていけるのよ～～～
」
ってことを
生き様で見せてくれている尊い見本
だと思うことにしています。
今じゃ
息子や娘が気弱になっている時は
「ばぁばのあの生き方で
あの心持ちで大丈夫
」
が思わず笑ってしまう
元気を出す合言葉になってるし。
どんな状態がいいとか 悪いとか
なにかひとつを○とする必要もなく
起こることを 起こるままに
そうなんだね それでいいね
って受けとめ
受け容れていけばいいんだろうな
母を見ていて そう思いました。
歩行器の簡単な使い方も
なかなか覚えられなくて
この時はあったこの杖も
バスに置き忘れて なくしちゃって
おしゃべり大好きで
誰彼構わず 笑顔で声かけて
相手の人に変な顔されたって
母は ニコニコ お構いなし(o^^o)
うん そのまんまでいいよ
母のカードはこれに決定！
朗らか 楽天的 ドジ 失敗OK
別名 プーさんカード
あなたはプーさんのように
楽観的なのが魅力の人
ドジや失敗を
「まぁ そんなこともあるさ～」
と自分にも 他人にも
流せる強さを持っています
もし今 この言葉にモヤモヤしてしまうなら
あなたはがんばりすぎているということです
あなたの周囲には
プーさんの周りにいる様な
親切で愉快な仲間たちがきっといるはず
助け合う 補い合う
温かい絆創りをしていきましょう
矛盾 まるごと そのまま ○
自分の中で相反する気持ちがあり
葛藤しているところかもしれませんね
ＡかＢか
今までのようにどちらか一方でなく
ＡもＢもある
矛盾した気持ちでも良いのです
ＡもＢも 紛れもない
あなたの大切な思いなのですから
今まで自分に×をつけ
責めたり後悔していたのなら
もうそれは終わりにして○つけをする時
ありのままのそのままの自分を
まるっと○しましょう
人との関わり方 向こう側を理解する 慮る
あなたは何らかの人間関係で
「問題がある」と感じているかもしれませんが
それはチャンス！
人との関わり方において
これまでと違ったやり方や思い方をすることで
良好な関係性に変わっていくでしょう
相手の目に見える表面的なことだけではなく
目に見えない背後にあるものを理解することが鍵です
現実的に知ることが出来なくても
慮ってみましょう
（橙）ソウルメイトカード ８ Generosity 寛大な心
あなたの寛容さを大切に
しっかり キッチリ 責任感が強い
それはとても堅実 誠実だと言えます
ですが”過ぎる”と束縛・制限になり
自分も接する人も苦しくなってしまいます
「～してはいけない」を「～してもいい」
にちょっぴり変えてみませんか？
逆も然り
人はたくさんの面があるからこそ光り輝きます
自分にも人にもある多様性を受け容れていきましょう