ADHDハートカルタ

 

 

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今日は  「そ」

 



 

 

 

息子は

 

掃除と片付けがうまく出来ない

指導をしてもすぐに忘れてしまう

 

という状態が

小学1・2年時の担任の先生の目に留まり 

 

「もしかしてADHDなのではないか」

と気づくキッカケになりました。

 

 

 

先生から伝えられたのは

息子の学校でのこんな状況。

 


「机の周りに物が散乱していることがある

 でも 本人は落ちていることに気づかない」

 


「落ちているよ」

と教えれば気がついて拾うけれど

自分から気づくことはあまりない


先生にいつも注意されるから

自分で気をつけるようにしよう 

という気持ちも見られず

ずっと机の周りは物が散乱したまま

 

また注意を受ける

という同じことを繰り返す

 


とのことでした。

 

 


私が困ったのは学校からの連絡物。

 

 

息子は家に持ち帰るべき手紙を

机の中につっこんでしまっていたので

 

「○日までに~を学校へ持たせてください」

 

という大切なプリントが

私に届かないことがよくありました。

 


 

毎日 配布された手紙の数や

明日必要な特別な持ち物があれば

子供が連絡帳に書き 

家で親が確認することになっていましたが

プリントが息子のランドセルに入ってないこと度々あせる

 

 

連絡帳自体を学校に忘れてくることもあって

そしたら もうお手上げ汗


 

息子のことを理解してくれていた

同じクラスのしっかり者の友達のママが

そんなこともあろうかと


「これ 今日の大事なプリントだよ」


とファックスを送ってくれて

何度助けてもらったことか。

 

 

 

父母会などで私が学校に行った時に

息子の机の中を見てみると

それら届かなかったプリント類が

ギューッと四角く固まって

ごっそり出てきたこともありました。

 

 

はあぁぁぁぁ~~~(´□`)DASH! 

 

と毎回 ため息

 

 

 

ですが 息子は掃除や片付けが

全く出来ないわけではありません。

 

自分にとって大切なものは「宝物」として

ちゃんと机にしまって管理していました。

 

 

大好きのちから

 

 

 

息子にとって

掃除や片付けが出来るかどうかの基準は

 

「自分にとって それが大切かどうか」

 

なのですね。

 

 

私から見たらゴミの様な

ボルトやクギ・棒きれ・鉄パイプ・ブイのようなおもりは

息子にとっては宝物。

 

ちゃーんと机の引き出しに大事にしまってました。

 

 

でも 私が必要としていた

大切な学校からのプリントは

幼い息子から見たらただの紙キレ

位なものだったのかもしれません。

 

 

当時は息子がプリントを忘れないように

ちゃんと持って帰るようにするにはどうすればいいか

 

という視点で対策を考えていました。

 

 

 

でも それよりも

 

「学校からのプリントは大切なものなんだよ」

 

「ママはプリントを受け取れたらすごく嬉しい」

 

と学校からの連絡物がどう大切なのか

息子の宝物を引き合いに出したり

私が必要な物を用意して学校に持たせられたら

どんなに嬉しいかを息子に丁寧に説明して

 

理解してもらえばよかった

 

と思います。

 

 

。 。 。 

 

 

そして 現在

息子は20歳になった今でも

掃除や片付けは苦手です。


部屋 幼い頃から変わらず

ごちゃごちゃしています。

 

 

そして相変わらず

大事なフィギュアやストラップなど

こまごましたもの

 

自分の「宝物」は

ごちゃごちゃの中でも 

キレイに並べて飾ったり

やっぱりちゃーんと把握しています。

 

 

衛生的な範疇を越えないなら

息子にとっては心地良さそうな

そのごちゃごちゃに囲まれているのもありかも

 

と今は思う私です。

 

 

 

私も筆記用具や辞書やノートを辺りに散乱させて

没頭して書いてしまう時だってあるし

 

その人その人 その時々

掃除や片づけをしてキレイな状態を保つこと

よりも大切なことって あるものね。

 

 

結局息子が

2年ごとに学校に行けなくなること6回を経て

 

掃除や片づけなんて小さなこと

 

今じゃ こんな風に思ってます。

 

 


 

 

 

掃除 キレイに出来なくたって 

死なないから!

 

 

それから 子の担任の先生とのことで

もうひとつ お伝えしたいことがあるのだけど

別記事にします。

 

 

 

聞く母親も怖い 伝える先生も怖い

 

 

 

次回は 

 

 

(だ)いじょうぶ みんなそんなに きにしてないよ

 

 

 

 

ポジティブな人間関係

 

人との関わり方 向こう側を理解する 慮る

 

あなたは何らかの人間関係で「問題がある」と

感じているかもしれませんが それはチャンス!

 

人との関わり方において 

これまでと違ったやり方や思い方をすることで 

良好な関係性に変わっていくでしょう

 

相手の目に見える表面的なことだけではなく

目に見えない背後にあるものを理解することが鍵です

 

現実的に知ることが出来なくても 

慮ってみましょう