今日は 「け」
20歳の息子に
今までの経験を振り返りながら
50音のカルタを書いてもらったのを見て
ハッ!としたことがありました。
それは カルタの中で
友達とのことや学校で感じていたこと
を言っているものがとても多かったこと。
母親のわたしとしては
家庭で見ている息子が 主。
でも 息子の気持ちの中で
重要視され 大きく占めていたのは
友達や学校だった!!
私と息子の想いには
ズレがあったんですね。
ペアレントトレーニングを受講し
そのツールに取組んでいた時
当時は自分に余裕がなかったこともあって
「家での息子」という狭い視野で
息子のことを見ていたように思います。
私が
「また友達とケンカ」
「今週も学校に行けない」
と出来事を問題視していた中で
息子は
「友達と仲良くしたい」
「元気に学校に行きたい」
という希望をしっかり持っていたのです。
今日のカルタからもわかるように
私はケンカを
「トラブル」として勝手に困っていたけれど
息子からしたら
「友達と仲良くなれる大事な過程」
だったわけ。
当時 担当医だった田中康雄先生にも
学校を休ませることに抵抗があった私は
「学校に元気に行く
その元気を取り戻すための休み」
として考えましょう
と言われたことがありました。
あの頃の私は
「ケンカはしてはいけないもの」
「学校に行けないのはダメなこと」
と息子に起こる出来事をとして捉え
同じく 息子にも自分にも
をつけまくっていましたね。
息子は 早生まれで身体が小さくて
上手に出来ないことも多くて
友達のからかいに本気になって
向かって行っては 結局やられ
よく泣いていた
そんな息子を見るのが
私は 嫌だった。
本当は
「自分の息子は弱い子」
って認めたくなかったんだな。
当時 ケンカでの息子の結果は
確かに弱かったかもしれないけれど
あれだけ 何度もケンカして
それでも 向かっていった息子は
とても強かった と感じます。
けんかして ぶつかりあって なかよくなれる
今 こう言えていることも。
そしてね
「ママ 弱くても大丈夫だよ」
って身を持って
伝えようとしてくれていたんだと思う。
また逆に
「こんな僕がいるから
ママの強さ 嫌でも出るでしょ!」
って試されてたのかなと。
たくさん 困って
悩んで 叱られて 頭下げて 泣いて
それまでにしたことがない様な体験をして
悲しくて 苦しくて
私も弱い自分をいっぱい見ました。
でも
ペアレントトレーニングを一緒に受講したお母さんたちも
その後 ADHD関係で出会ったお母さんたちも
みんな 同じように
子供の 自分の 弱さを認めていて
(認めざるをえなくて)
ある意味 腹をくくった
「芯が強いなぁ」って感じる人たちだった。
お母さんたちは
それまで自分がいい子いい人をしてきて
トラブルを起こすことなんてありえない事で
人間関係をうまくそつなくこなす術には
長けていたと思います。 私も。
だけど 見方を変えれば
本気で
心の深い部分では
人と関わろうとしてなかった
深く関わる必要もなく
さら~っと表面的に過ごしてきた
とも言える。
上記のお母さんたちとは
同じ境遇だという安心感から
心の奥の気持ちを話し合ったり
一緒に泣いたこともありました。
息子のお蔭で
深く心で関われたんです。
「表面的にな関係じゃ つまんないよ!
でぶつかりあって
弱さも強さも出し合って
お互いをちゃんと知ろうよ!」
って あの子たちみんな
教えてくれてたんだと思う。
ケンカ トラブル 上等
それは心と心が触れ合う素晴らしいこと
スパークして行こう(^O^)/
今 お子さんがトラブル続きのお母さん
すぐにそうは思えないかもしれないけれど
そういう考え方も出来るかなって
ちょっと思ってみてもらえると嬉しいです。
お子さんもお母さんも 大丈夫
弱くて強いから
参照
ADHDボーダー息子の育児日記
次回は
怖れ 陰陽 向き合う
これまで見ないようにしてきた影の部分を
見つめられる時です
それには 心の強さや受容力も必要ですが
あなたはそれらを備えられたということです
怖くて避けてきた自分の気持ちを思い出させる
そんな出来事があるかもしれません
自分を信じて 向き合いましょう
そうすることで あなたはさらに強くなります
~ たまゆら占いより ~