こんにちは。

 

魂響書占 たまゆらしょせん えりこです。

 

 


昨日 船橋で映画を観て来ました。

 


 

 

映画を観る時

 


登場人物に感情移入したり 

ストーリーに泣かされたりして

 

「そうそう そうだよねー(T_T)」

 

って頭で解釈して涙が出る映画と


 

自分でもなぜかはわからないけれど涙が出て

身体が勝手に反応してしまう映画があるのですが

 

 

この映画は後者の方。

 

 

上映開始5分で 

自然と決壊してましたから 

 

わたし泣き3

 

 

 

舞台となる大空小学校は

大阪区立の地域の普通の公立小学校。

 

 

どんな学校かの説明はこちらをどうぞ。



 

 

映画スタートしてすぐ涙があふれたのは

 

人の「本気」を感じたからだと思う。


 

 

まず校長先生が本気!

 

 

先生方も 

対する子供たちも 


「みんな本気だメラメラ


 

 

私が子供の頃

学校でこんな本気に出逢ったことあったかな

 


いや なかったな…

 


どうしてなかったのかが

映画を観ながら 

段々わかってきました。

 


 

映画の主要登場人物となる子供たちは

 

前の学校で登校拒否していたり

暴力をふるう子として疎まれていたり

家庭環境が不安定だったり

障がいがあって団体行動から外れてしまったり

 

という ひと言で言うと

 

「問題児」

 

 

でも 大空小学校に通うようになったその子たちは

毎日ちゃんと学校に行く子になりました。

 

 

大空小学校 

登校拒否児童はゼロだそう。

 

 

もちろん!

「問題」と思えることは色々起こる。

 

 

だけど 校長先生はじめ 教職員 

生徒 父兄 近所のサポーター全員が

 

「大空小学校は自分でつくる学校」

 

というスローガンを元に

ひとりひとりが一致団結して取組んでいるのです。

 

 

 

「問題」と思えることは 

「自分が成長するための出来事」

と当事者が捉えている

 

と感じました。


 

なにか事が起こった時は

授業を中断してでも 

その場にいる全員がそのことに向き合うのです。

 

 

「はーい みんな 話があるから集まって!」

 

なんて言わなくても

校長先生とある1人の生徒が黒板の下に座っただけで 

 

みんな無言で集まってきて

円陣を組むように静かに座る

 

全員が注目して 真剣に本音で関わる

 

 

それが日常化していることが

沈黙の中で進むこのシーンでわかりました。


 

 

私が小学生の時は

他のクラス担任の先生と関わることなんて

ほとんどありませんでした。

 

 

学年を越えて? 

 

用務員さんと?

 

 

ないない。


 

校長室?

 

 

見学したくらいかな。

 

 

映画みたいに

校長先生と個人的に

深く話したことなんてなかったな。

 

 

 

大空小学校では枠がなく

すべてが取っ払われている感じなの。

 

 

担任だからとか 

それは自分の範囲じゃないから

 

なんて 無し!!


 

教職員 父兄 地域が

 

生徒を全員で見守り 育てる!!

 

真剣に!! 本気で!!


 

 

なにかやらかす子供たちは 

あり余っているパワーを

外に出したくてたまらない存在

 

に私には見えました。


 

その子たちが事を起こして 

 

みんなが立ち止まって

 

向き合い 真剣に考え 

 

1人1人が自分で動く

 

 

それによって

 

周囲の子供たち 先生 

 

父兄 地域の人

 

みんなの心に変化が波紋のように拡がる


 

 

その子たちが自分のパワーを出すことで

みんなの奥にあるパワーを引き出してる

 

「問題児」 なんかじゃ全然なくて

「変容起爆児ドンッ」 だびっくり


 

そう思った。



 

上映後の講演会で 木村泰子先生は 

大空小学校のことを

 

「スーツケースではなく 

 風呂敷で子供を包む学校」

 

という表現をされていました。


 

”スーツケース”は 

まさしく私が感じ体験した

学生時代の学校だと思う。

 

 

「こうするのがいい」 

「こういう子供が良い子」

 

などと大人が決めた

「良し合格」の枠が決められていて

その枠(スーツケース)の中に

キッチリおさまっているように

教えられた気がします。


 

両親や先生の言いつけをよく守る子供だった私は

受動的な良しの枠の中にいて 

結果 周囲の大人たちからは褒められていました。

 

 

枠の中の私は 

安心安全であったことは確かだけれど

 

自分の本当の気持ちや 

自分がどう動きたいかなんて

わからなくなっていたんだよね。


 

 

映画の中の校長先生の言葉で印象的だったのは

 

「はい それ! 

 自分の言葉で言って!」

 

「今どう思ってる? 

 じゃ あなたはどうする?」

 

などという相手に詰め寄る言葉。

 

 

相手が生徒でも 先生でも

その人の本音を引き出し

自らの意志で行動するよう

促すことを徹底していました。


 

 

私の子供の頃のように

 

「こうしなさい こうするのがいい」

 

と大人たちに教えられ

その通りに言うことを聞いていれば

ことはすばやく すんなり

丸くおさまるかもしれない。


 

ただ これだと 

スピーディーに事が進むメリットと引き換えに

 

「自分で感じて 考えて 自分が決める」

 

という部分は抜け落ちてしまう。

 

 

だけど そこで 

大空小学校の校長先生はじめ

関係者の方々は

 

「この子(人)は

 自分で感じ 考え 決められる!」

 

と信じているからだろうなぁ

 

 

相手が自分から動くのを待つことも出来るし

 

子供大人構わず 本気で叱ることも出来るし

 

オリジナルの方法を考えることも出来る

 

 

 

行動したら すぐさま

 

「あんた すごいな~ 偉いな~」

 

と ぎゅっと抱きしめ褒めることも出来る


 

 

”風呂敷”はこうした 

 

あったかく 柔軟な 心のままの対応です。



 

最初からカッチリ決まった形のスーツケース

に子供を入れるんじゃなくて

 

子供をすっぽり 

変形自在な大きな風呂敷で包むのね。

 

 

 

風呂敷の環境でありのままの子供を包む

 

風呂敷にこのままの自分で包まれて大丈夫

 

 

という どちらも

相手への信頼があってこそ

機能する方法です。

 


 

両者が信頼に至るまでには 

時間もかかる。

 

 

子供たちには 

心を開けない経験が染みこんでいるから。

 

 

どの子もとてもとても純粋なだけ。

 


 

「悪い子」として見られ続けたら

いい所は出られなくなっちゃって

そりゃ 悪く振舞ったって仕方ないよね。

 

 

騒ぐし わめくし 逃げ出しもして

それを表面的に見ただけの時

「問題」になるんだと思う。


 

 

先生だから 生徒だから

 

大人だから 子供だから

 

成績がいいから 悪いから

 

○○が出来るから 出来ないから

 

みんなと同じからはみ出してしまうから

 

とかとか なにかの枠にあてはめない

 

 

目の前の人は尊重すべき大切な人

 

どんな人も すべて素晴らしい

 

1人の人間 1つの個性

 

として見て本気で対する

 

 

そうすれば どんな自分でも

 

あたたかく包まれる環境の中にいると信じられる

 

みんなが自分の個性を伸び伸びと発揮することが出来る

 

ひとりひとりが凸凹を自然と補い合える

 

 

そう 確信する映画でした。
 

 

 

講演会で最後に木村先生はこうおっしゃってました。

 

 

「今 学校に行けなかったり 問題児とされて

 大空小学校に通うために引越してこられる方たちがいる。

 

 とても悲しいことです。

 

 

 これは 私だから 大空小学校だから出来た

 という訳じゃないんです。

 

 

 どこでもこんな学校を作れるし 作ってほしくて

 それが今の時代に欠けているものだと思い

 私は今 伝えています。」

 

 

 

 

本気の映画メラメラ

 

ぜひ鑑賞をおススメします。

 


 

講演会で感じた木村先生の

確固たる強い意志とゆる~いユーモアのギャップ

 

とってもステキだったぁ(*^o^*)

 

 

 

木村泰子先生

 

心に響くお話と涙と笑いを

どうもありがとうございました。


 

自主上映開催関係者の皆さん

 

たくさんの時間とエネルギーを注ぎ

素晴らしい時間を与えてくださり

どうもありがとうございました。

 

お疲れさまでした!


 

 

木村泰子先生 著書

 


 

 

 

 

 

(橙)ソウルメイトカード 1 Heart ハート

 

そのままのあなたを大切に

 

心のままに ありのままに在る時 

あなたは光り輝いています

 

どんな感情でも 思いでも

自分自身を 自分の気持ちを 大切にしましょう

 

そのままのあなたを認めれば

自然と花が開くようにハートもゆるむでしょう

 

ハートは輝くまま ここにあります

 

あなたの真性の光を見つめてみてくださいね

 

 

 

(橙)ソウルメイトカード 18 

Spontaneity ありのままに

 

ただありのままに情熱の炎を灯しましょう

 

火を思い起こさせる このカード

 

キャンドルの灯火は心を癒し 

焚き火は身体をほどよく温めるように

あなたは心に情熱の炎を携えている人であり

そのことを体現できる人だという証です

 

他のものや人々をコントロールしなくて大丈夫

 

ありのままで在ることを互いに信頼しましょう

 

あなたの情熱の炎をそのまま静かに緩やかに

心の中で灯し続けてください

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 緑1 

Love Begins 愛の始まり

 

真心    純粋な愛情   合わせる

 

仕事や活動 また人生において

共同で成し遂げることがある方や

その作業が始まる方がよく引かれるカードです

 

カップで水を注ぐという実際の行動も大事

ですが それがうまく行くには 

お互いの心が合っていることが必須です

 

ポイントは穏やかな気持ちでお互いを思い

純粋な愛を注ぎ合っていること

 

そのためには本音で伝え合ったり

違う価値観を受け容れる必要もあるでしょう

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 紫3 

Partnerships & Alliances 提携と協調

 

信頼 助け合い 心の絆 同志

 

人(集団)との関係は 目に見えない 

信頼や思いやりの気持ちがとても大切です

 

目に見える条件や表面的なことに囚われず

その人の向こう側にある真の心の部分を見つめ

自らも真心を差し出しましょう

 

心で結ばれた絆は最強です

 

「あなたを信じています」

と心から思える関係性を

お互いに 手を差し出し 手を取り合い

創り上げていってくださいね

 

 

~ たまゆら占いより ~