こんにちは。

魂響書占 たまゆらしょせんえりこです。

 

 

前回の続きです。

 

 

深読み「死体の夢」(1)

 

深読み「死体の夢」(2)

 

深読み「死体の夢」(3)

 

深読み「死体の夢」(4)

 

 


 

 

 

最初 「死の夢」としていたけれど

それは「死体」ってズバリ書いちゃうと

 

なんかねー 

あまりにねー 

ドン引きだろうなー

 

と思ったから 

ちょっと控えめにしてみたの。

 


でも いいわ もう

やっぱり「死体の夢」で行きま~す(^O^)/

 

 

 

前回のS先生 のことでは

かなりの死体が私の心の岩場に放置状態。

 

なので もうしばらく

収容にお付き合いくださいね。
 

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 


小学校5、6年の2年間

担任だったベテラン女教師S先生は

たくさんの制約を私たち生徒に課しました。

 

 

ドッヂボールはしてはいけない

 

休み時間にしていいのは手つなぎ鬼

 

男の子も女の子も 

一緒に手をつないで遊びなさい

 

 

ほかのクラスの子たちが楽しそうに

ドッヂボールをするのをよそ目に

私たちは必ず紅白帽をかぶり 

男女の気恥ずかしさを感じる年頃 

休み時間は校庭で手つなぎ鬼ばかり。

 

 

他にも

 

1班ずつ順番で

毎週みんなで教室に飾るお花を買うこと

 

花の世話は花係がすること

 

夏休みは花係が鉢植えの花を持ち帰り

責任を持って世話をすること

 

 

教室がお花でいっぱいだったのは

きれいで良かったけれど

花係になった私は

花の美しさを楽しむどころじゃなかった。

 

 

枯れた花がらをちゃんと摘んであるか 

 

水やりの量はどうか

 

毎日先生の厳しいチェックが入ったから汗

 

 


夏休みに預かった鉢植えの花を 

 

あまりに大事にしすぎて 

水をやりすぎてしまい 

根腐れして枯らせてしまったあの時は

 

本当にもう 

始業式が恐怖だったドクロ

 

 

(案の定 先生にはきつーい言葉を受け

 でもその日 

 親の前でも散々泣いた覚えがあるので 

 この件は成仏している模様(-人-))

 

 

 

ある時 当番だったのに

お花を買うのをすっかり忘れていた私。

 

 

夜 近所の植木好きなおばさんにお願いして

庭に咲いていたお花を切っていただいて

花束にして登校。

 

 

でも先生には

 

「買ったお花じゃなきゃダメよ」

 

と言われたチーン

 

 

 

でもさぁ 

 

そもそも強制的に

お花を生徒に買わせるのも

夏休みに鉢植えを持ち帰らせるのも

 

それってどう?

 

買った花じゃなきゃって なにそれ??

 

はあ??? 違ってない???

 

 

 

お花自体はとっても好きだったのに

この頃のお花の思い出には

 

「なんだそれ?」がまとわりつく。

 

 

 

だけど それら以上に私の中で

(それ おかしくない!?)

って思ったのは

 

友達のことをあだ名で呼んではいけません

 

○○さん ○○くん と呼びなさい

 

と言っていた先生自身が特定の子を

「ちゃんづけ」で呼んでいたこと。

 

「〇〇ちゃん」「☆☆ちゃん」って。

 

 

でもそのことを指摘するような

怖いもの知らずの子はもちろん1人もおらず 

皆 黙認してました。

 


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私が両親に

これらS先生の実態を話すことが出来たのは

ついおととしのことです。

 

 

両親はS先生のことを

「いい先生だ」と信じて疑わず

 

さらには私が小学校卒業後 

先生がうち(注文紳士服店)に

弟さんを連れて来てお客さんになったので

それこそ ずっと言えなかった。

 

 

実態を明かした時にね 母が

 

「そういえば… 

 ずっと前だけどね こんなこと聞いたのよ」

 

と 私も父も知らなかったことを話し始めました。

 


 

 

 

私がS先生の生徒だった頃

近所にS先生の教え子だったという奥さんがいました。

 

 

その奥さんの娘さんは私より年下で

毎日一緒に学校に登校していたり

地域の子供会でも一緒だったので

母と奥さんもよく話をしていたようです。

 

 

その奥さんの所に

S先生がお金を借りに来たことがあった 

 

と。(いつの時代も女の井戸端会議は…叫び

 

 

私の母はかなりの天然で

S先生の印象とあまりにかけ離れた話でもあったから

 

「へ~そうなの~」

 

と受け流したらしく 

その当時は。

 

 

 

「でも 教え子にお金を借りに行くって余程のことだよね」

 

と この時両親と話していて… 

 

 

改めて今 「あれっ?」 と思ったの。

 

 

 

先生が「ちゃんづけ」で呼んでいた

 

〇〇ちゃんは

大きな歯医者さんのお嬢ちゃん

 

☆☆ちゃんは

お金持ちのおぼっちゃんだった

 

 

先生が生徒たちの前で

2人のことをそう言っていたし。

 

 

 

もしかして もしかして…

 

近所の奥さんと同じことを2人の親にも…

 

 

これはあくまで私の想像だけど

そう考えると「ちゃんづけ」も納得できる。

 

 


 

 

 

50代で独身だった先生は

ものすごく”見栄”に力を注いで

生きていたのかもしれない

 

それは今までにも思ったこと。

 

 

だけど 

 

反対の(借金する)自分を

見せる人には見せて

ものすごくハッキリとした

 

光と影

 

その両面で

必死に生きていたのかもしれない。 

 

 

 

これが今回生まれた新しい視点です。

 

 

 

私には強い光だけを見せて

 

高級車に乗り 

颯爽と登校していた先生

 

いい眼鏡をかけ

上等な服を着ていた先生

 

弟の服をオーダーしに

うちに来ていた先生…

 

 

 

「こんなに素晴らしいものを買ったのよ」

 

「甥っ子ちゃんにこの間○○を買ってあげたの」

 

 

そんな先生の話をを聞いた純粋な子供たちは 

 

「先生 すごおぉ~~~いキラキラ(*^▽^*)キラキラ

 

と憧れの眼差しを素直に先生に向けていた。

 

 

よくよく考えれば

私たち生徒に話す必要もない自慢話を

授業中 意気揚々と話していた先生。

 

その姿を思うと 痛々しく感じます。

 

 

 

でも 教え子(や現生徒の父兄)に

暗い影の自分を見せていた先生…

 

 

先生は光の自分だけでなく

私の知らなかったところで

影の自分も認めて出していたんだな。



S先生 

 

「だいきらい」も取り消して

 

「きらい」くらいにしてあげる

 

 


 

サイキックタロットカード 黒18 SHADOW 影

 

怖れ 陰陽 向き合う

 

これまで見ないようにしてきた影の部分を

見つめられる時です

 

それには 心の強さや受容力も必要ですが

あなたはそれらを備えられたということです

 

怖くて避けてきた自分の気持ちを思い出させる

そんな出来事があるかもしれません

 

自分を信じて 向き合いましょう

そうすることで あなたはさらに強くなります

 

たまゆらカード占い より)