バカだったね~の○ちゃん
私に貸すために
この本を持ってきてくれてました。
姜尚中 「心」
主人公は大学教授と大学2年生の青年。
青年は親友の病死と東日本大震災を通して
人間の極限の白と黒
光と影である「生と死」を見つめ
また中間のグレー部分
人間関係の不可思議な「親和力」を
大学教授とのやりとりで解釈していくお話。
心に響いた部分を抜粋します。
ほとばしる自然の本能を抑えて
社会に適応しようとする
良識とか 合理性とか
そういった人為的な行為も
一種の開発であったりするのですよ。
それらもまた
行きすぎればバランスを取るため
揺り戻しの破壊力が働くことがあるのです。
これを自分に置き換えてこう思いました。
社会的に適応した
いい子いい人でいるために
周囲の大人たちは良識や合理性を教える
でも 自分の自然な本質を抑え
それが行き過ぎてしまうと
バランスを取るために
その状況を壊す力が働く
いい子いい人をたくさんやってやり過ぎて
バランスを取るために
パーンと反対側に振り切れた(別居)
あっちに揺れ こっちに揺れる中で
様々な感情を味わいつつ
今 自分らしいバランスを見つけている
そんな風に感じて。
自分なりに解釈した
最後の青年の言葉が印象的でした。
闇に葬るのではない。
避けるのでもない。
なかったものとして
無視するのでもありません。
そうじゃなくても それも これも
自分の中に愛情と一緒に
抱きしめて生きるんですね。
ぜんぶ自分の中に抱きしめて
自分の生きる力にさせてもらうんです。
それが自然とつながって生きるってことでしょう?
そして そのまるごとが
けっきょく「自分」ってものでもあるのでしょう?
○ちゃんが
怒りと悲しみと喜びのわたしを
抱きしめたハグと
”それも これも
自分の中に愛情と一緒に抱きしめて”
の言葉がつながったように感じました。
「やっぱり わたし バカだったわ」
って 今は言えます。
「あの時はあれでよかったわ」
とも。
そう言えば
「白でも 黒でも
どんなえりちゃんでもいいんだよ。」
「もっと出しちゃえー」
「ブラックえりこを見せてみろー」
って言ってたな ○ちゃん。
そうだね
バカも 恥ずかしさも
白も 黒も
どんな思いも 出来事も
すべて まるっと抱きしめて
わたしも私を生きていこう
矛盾 まるごと そのまま ○
自分の中で相反する気持ちがあり
葛藤しているところかもしれませんね
AかBか 今までのようにどちらか一方でなく
AもBもある 矛盾した気持ちでも良いのです
AもBも紛れもないあなたの大切な思いなのですから
今まで自分に×をつけ
責めたり後悔していたのなら
もうそれは終わりにして ○つけをする時
ありのままのそのままの自分を
まるっと○しましょう
(藍)サイキックタロットカード 黒11 BALANCE バランス
均衡を保つ 調和 変化
物事には調和がとれる状態があります
あなたは今の自分の心の状態も
起きている出来事に対しても
バランスをとって調和を保つことが出来ます
バランスが崩れていると感じることがあるならば
やり方や考え方を変える時なのでしょう
状況があなたの力を引き出しているとも言えます
調和と安らぎに向けて持てる力を発揮して下さい
(紫)タロットカード 14 THE TEMPERANCE 節制
融合 調和 時間の流れ
異色の相反するものを融合して
新しく価値あるものを創り出す錬金術的なカード
それには 時間をかけることと
融合に意識を集中させることは必須です
特定の物事に対しては
少し様子を見るなど
急がない 焦らないことを示唆します
状況を客観的に見て対応する適応力や
感情を制御しながら対象とすり合わせる調和力
そのような要素を発揮できる時でもあります