こんにちは。 えりこです。
子供たちが春休みだったので
私は息子と娘と一緒に
実家に泊まりに行きました。
そこでの出来事です。
初孫の息子は小さい頃に
「ばぁばの唐揚げサイコー
ボク１番好き
」
と言ったことがあります。
母は何度も何度も
その話を嬉しそうに繰り返しながら
それ以来 孫が集まる時は必ず決まって
唐揚げを作ってくれます。
翌日は妹の家に
両親共々みんなで遊びに行く予定だったので
特に肉食の妹一家の分も含め
この日 母は４キロの鶏肉を仕込んでました。
この唐揚げのこと
病気を患い歳もとり
体力が落ちた母が
１人で作り上げるには無理な量。
母が自分でそのことを認めて
無理をやめればいいのですが
「孫たちを喜ばせたい
」
という気持ちでいっぱいの母は
そんな周りのアドバイスを受け容れる
心の余裕も聴く耳も
今は持ち合わせていません。
どうにかして
母を変えようとするのではなく
今は周りが母への接し方を変えて
次第に母が無理をしなくなるよう
父が主となって取り組んでいますが
まだそのパターンは変わってない。
従って 父や私が母を手伝うことに。
この日は私が手伝って
４キロの鶏肉を次々揚げていました。
もくもくと揚げている私のそばで
母はず～っとしゃべりまくる。
頭に浮かんだことを何も考えずに
そのまま口から出してしまう
これも母の特徴の１つです。
父はこのことで
母を正そうとずっと注意してきましたが
まったく効果なし。
妹はよく
この母の１言１言にくってかかり
ケンカになってましたが
私は面倒臭いことになるのがわかっていたので
思うことがあっても 母の言うことを
いつも ふんふんと聞き流していました。
父と同じように
「じゃ こうすれば？」
と言ってみたところで
やっぱり変わった試しもなかったし。
で これが
幼い頃からの
母と私のパターンの１つです。
私はずっと母の聞き役。
母と祖母の嫁姑間で
両方の愚痴を聴いていた時期もありました。
母はとりあえず口にして
その時の思いを外に出してしまえば
後は あっけらかん
わだかまりを残さない
あの気持ちの切り替えの早さは
まったくもってアッパレです
それもわかっていながら
あの日の私は
いつもの私ではありませんでした。
唐揚げを揚げ続ける私のそばで
母はバタバタ慌しく動きながら
グチグチ言い放つ。
「もう何をするかすぐに忘れちゃうのよねー」
「歳とると なにをするにもほんと大変なんだから」
唐揚げをめぐって
父とは意見が違う所があるようで
「お父さんはいつも自分が正しいって言い張るし」
とかとか
とにかく私には関係のないことを
「あー 大変 大変
」
とそばで言い続ける。
最初はいつものように
黙って聞き流していたのですが
（でも 今こうして揚げてるのは私じゃん）
（だから そんなに無理しなくていいってみんな言ってるじゃん）
（大変なら そもそもこんなに鶏肉買わなきゃいいじゃん）
って段々イライラしてきた。
それでもマシンガントークが続く母に
「だったら私が～～してあげようかっ
」
って母が望まないとわかっている
解決策を差し出した私。
正直
いい加減にしろって感じで゛(｀ヘ´#)
で 面倒臭い展開に突入…
何回か母ＶＳ妹のように
言葉のぶつけ合いがあった後
「もうそんなグチグチ言われるなら
ここにはもう来ないから」
って私が言い放ちました。
母は私たちが実家に来てくれることが
何よりの生きがいです。
「売られたケンカを買ったまで」
というその後の母の弁も
落ち着いてみればわからなくもないですが
この後 母が言ったひと言に
私は一瞬
頭が真っ白になりました。
「えりこは離婚問題なんか起こして
親不孝娘だ」
はぁ？
なんでソレ 今 持ち出す
っていう意識の自分とは別に
もう１人の自分の何かが
”プチン”
と小さく音を立てました。
つづく
哀しみ 内なる想い 我慢強さ
言えないこと 秘めている哀しさがあるようですね
あなたはとても忍耐強い人
我慢する経験をたくさんされたのでしょう
また あなたはとても芯の強い人
内側の想いをしっかりと発し
相手に伝えることが出来ます
もう我慢せず 心を解放して行きましょうね
～ たまゆら占いより ～
