つづきです。
『アナと雪の女王』で掲げられているテーマ
「真実の愛」
ダイヤモンドの中心で輝く
「光」
それは
「誰かが誰かを心から想う気持ち」
だと私は感じました。
本質的に人は
「大切な人を守りたい」
という気持ちを持っているのではないでしょうか。
意識しているいないにかかわらず
生きとし生けるものが生命として
父と母の親性を受け継いでいることから
そう信じます。
親が子供を我が身に代えても守る!
と思える本質ですね。
実際に子供がいるかどうかでもなく
親から生まれているという観点で
誰もが持っているものだと思うのです。
動物や植物は目に見える形で
もっと大きな意味としても
その姿を私達に見せてくれていると思います。
川をさかのぼった鮭は
産卵後すぐに死に
植物は 芽を出し 花を咲かせ
種を落とし 枯れゆき
セミが土から出て
地上で生きられるのは
たったの7日間
傷だらけの鮭の
必死な形相の産卵シーン
植物の
どの部分を見ても健気でまっすぐな美しさ
あんなに小さなセミが発する
驚くほど大音量の鳴き声
それを
すごいなぁ
キレイだなぁ
パワフルだなぁ
などと心が動くのも
「死をもって 種を残す」
その大切な使命を凝縮した
素晴らしく 力強いものとして
私たちが感じ取るからではないでしょうか。
残された種は
親がいなくても 教えられなくても
本能に刻み込まれた通り 純粋に生き
また次の世代に種を守り伝え
潔く死んでいく。
「大切な種を守る」
脈々と続く
ものすごくシンプルなその生き様は
本当に力強く 心に響きます。
カードで言うと コレですね。
伝統的 継承 育てる
既に何らかの継承的な活動を
されている方や想いがある方
家族間で大切なことを
引継ぐ方がよく引かれるカード
古の智慧を受け継ぎ
変化を加えながらも本質を次へ繋ぐ
そのような考えの方や活動をする方が多いです
種を受け取り 土に蒔き 育て 開花
その種を次世代へ
時間がかかることですが
かける時間も込める想いも
先代に重ね合わせて尊重し
大切に育んでいきましょう
その時代時代で 形を変えながらも
伝統を受け継いでいく インディアンの老夫婦
種を受け取り その種を次世代へ
大切なことを脈々とつないでいる
ヒマワリのカードの世界観。
同じように人間も
その本質を確かに本能に刻まれている。
ただ 動物や植物より
教えてもらわなければわからなかったり
わかるまでに時間がかかったり
生き様を示す範囲や交流も広く複雑で
シンプルではないけれど。
人間は一生をかけて
色々な人や出来事を通して
自分の本質を思い出しながら生きている
ゆっくりな生き物のように思えます。
「真実の愛」の炎が最高に燃え上がったのが
アナとエルサの最後の奇跡のシーン。
エゴがなく
相手を思う気持ちだけ。
自分の身を犠牲にしてでも
大切な人を守り貫く!
その強く熱い想いは
凍った心と世界を溶かしました。
想いの炎が行動の光とともに周囲に放射される時
私たちは純粋なありのままのその人の力を
深く温かい感動として味わうのだと思います。
それは映画のおとぎ話の世界に限らず
現実の世界でも。
大切にしていきます。
~ ありのままで おわり ~
ソウルメイトカード 18 Spontaneity ありのままに
ただありのままに情熱の炎を灯しましょう
火を思い起こさせる このカード
キャンドルの灯火は心を癒し
焚き火は身体をほどよく温めるように
あなたは心に情熱の炎を携えている人であり
そのことを体現できる人だという証です
他のものや人々をコントロールしなくて大丈夫
ありのままで在ることを互いに信頼しましょう
あなたの情熱の炎をそのまま静かに緩やかに
心の中で灯し続けてください