先日 「感じたこと」の続きです。

 

何が正しいか

 

 

娘と一緒に観にいったこの映画の中で

私はとても印象に残った場面がありました。

 

 

 

ひまわりと子犬の7日間



あいのことだま  愛のメッセージに包まれて 安心&リラックス                                          Healing Home Harmony

 

 

 

それは母犬が子犬たちを 

近寄る人間から守ろうとする時に見せた 

牙をむき 威嚇する姿。

 

 

大人の男性が腰を抜かすほどの勢いで

なにものも恐れぬ勢いで立ち向かっていく姿。 

 

 

母犬のこの必死の形相は

劇中 何度か見られました。


 

 

何事もない時は穏やかなんですよ 

 

母犬 ひまわりは。

 

 

でもね

 

子犬に危害を加えるかもしれない

と思うものに対しては

どんな手段も選ばず 闘い 守り抜くびっくり 

 

という感じ。

 

 

その気迫は 

映像で見ているだけでも怖いくらいでした。

 

 

 

そして

 

牙をむいて子犬の前に立ちはだかる

ひまわりを見ていて

 

私は過去のある出来事を思い出していました…

 


あいのことだま  愛のメッセージに包まれて 安心&リラックス                                          Healing Home Harmony
 

 

今から6年ほど前

当時小学校6年生だった息子は 

小2・小4の時に引き続き

短期間ではありましたが学校に行けなくなりました。

 

 

ちょうど その頃だったと思います。

 


発達障害ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向がある

と児童精神科の先生に診断されて 4年ほど。

 

 

「ペアレントトレーニング記」 に掲載したようなスキルを使い

私が家庭で出来る対応には気を配っていましたが

学校での息子と友達とのトラブルは相変わらず起きていました。

 

 

友達に言われたことを真に受けて 

怒ったり泣いたりする息子。

 

 

ふざけるのが大好きな

この年代の男の子たちにとって

そんな風にすぐ反応する息子はからかいやすくて

 

「コイツ おもしれ~」 

 

って存在だったのではないかと思います。

 

 

 

ある時 友達の悪ふざけが高じて 

息子が転倒。

 

 

「息子さんが倒れて頭を打ちました。

 学校に来てください。」

 

と呼び出しがありました。

 

 

私はすぐに学校に駆けつけましたが

頭を打っているとのことで

保健の先生にも 

病院に行って検査することを勧められ

そのまますぐに息子を病院に連れて行きました。

 

 


検査結果は異常なし。

 

 

とりあえずホッとしたのですが 

私の心には

 

「この事態をこのまま

 ただ良かったで終わらせたくない!」

 

という沸きあがるような思いがありました。

 

 


学校に戻り 

検査は異常がなかったことを担任の先生に報告。

 

 

安堵する先生に 私は


「今日のことについて 

 当事者の子供達と話がしたい。」


と申し出ました。


 

担任の先生はそれまでにも息子のADHDのことや 

今までの友達とのトラブルに対しても

とても気を配って下さり

 

「わかりました。」

 

と特別に時間を作ってくださいました。


 

 

教室に私と息子 

当事者の友達4人が向かい合って座り

立会いでその横に担任の先生。

 

 

ただならぬ状況に他の生徒達が


「なんだ!? なにが始まるんだ?」


とわらわら教室の外の窓から 

覗き見ていたのを覚えています。

 

 


別に私は子供達を怒ったり 叱りつけよう 

と思ったわけではありません。

 

 

息子にも

何らかの原因があるとは思っていましたし

それを子供達の口から直接聞きたい 

というのが1番の思いでした。

 

 

 

「今までにも何度か

 トラブルがあったと思うけど

 今回どうしてこういうことをしたの?」

 

「息子に対して

 なにか嫌な思いや言いたいことがあるなら

 ここで おばちゃんに教えてくれない?」

 

 

子供達1人1人の話を聴き 

やはりお互いの思いのすれ違いはあったものの

 

子供達はそれほど息子のことを 

「嫌なヤツ」 

と思っているわけではないことがわかりました。

 

 

今回 いつもと同じように

ちょっとふざけたつもりが 

大事になってしまったことに 

子供達本人がびっくりしている様子でした。

 

 

 

私は子供達に向かって話しました。


 

「さっき 病院に行って 

 異常なしって言われたから大丈夫。

 

 でも もし 万が一

   これで息子の脳が傷ついていて

 なにか後遺症が残るようなことになっていたら

 あなたたちと 

   あなたたちのお父さんお母さんも

 ずっとこのことを背負って

   これから生きていかなければならないの。


 そんなことになったら

 みんな悲しいでしょう?

 

 おばちゃんも悲しい。

 

 みんな身体は大きく 力も強くなって

 ほんのちょっとのおふざけが

 そういう大変なことになる可能性もあるってこと 

 覚えておいて欲しい。」

 

 

 

私はこの時 

子供たちに真剣に話しました。

 

 

声を荒げることはなかったのですが

4人の子供達 

最後はみんな泣いちゃいました。

 

 

 

先生は 

 

「でも これは大切なことなので

 お母さんが直接話してくださって良かったです。」

 

と言ってくださいました。

 

 


あいのことだま  愛のメッセージに包まれて 安心&リラックス                                          Healing Home Harmony

 

 

…そうか 

 

あの時 

子供達には私の表情が

きっと このひまわりの牙をむいた恐い顔 

のように見えていたんだろうな

 

 

映画を観ながら 

あの時の場面が甦りました。


 

 

子供を守ろうとするのは

動物も 人間も 一緒です。


 

必要とあらば 何でも出来る 

 

 

それが 母性 のなせる業 

なのかもしれません。

 


 

自分で言うのもなんですが 

通常 私は穏やかなんですよ(^^;) 

 

ひまわりと一緒で。

 

 

でも この時に限らず 

自分でもびっくりするようなことが

出来てしまったことがあります。

 

 

立ち向かうパワーが 

むくむく湧いてくる瞬間があるんですよね。

 


 

あいのことだま  愛のメッセージに包まれて 安心&リラックス                                          Healing Home Harmony

 

 

 

女性は皆 こういう強さを

元々備えているんだと思います。

 

 

お子さんがいる いないに関わらず。

 


「子供を守る」のも 

母性の一面ですが

 

もっともっと大きな力を 

女性は持っていると思います。

 

 

 

カードリーディングにお越しくださる

女性の方々にも

そんなパワフルな一面を

たくさん見せていただいています。

 

 

今 私の周囲にいる友人達にもハート

 

 

 

「そんな強さ 私にはないあせる」 

 

と思われる方は

まだ発揮されてないだけ 

 

だと思いますよ(^_-)☆

 

 

真剣で まっすぐな

母性の思いに間違いはない

と私は思います。

 

 

 

母性は強し!

 

 

 

 

(赤)ジプシーカード 51 Wife 夫人

 

母と子 母性 見守り 

 

穏やかさ 優しさ 温かさ

あなたの持つ素敵な要素が 

そばにいる人を心地よく包んでいます

 

いたずら 悪態 粗相

どんなことにもうろたえない

それは相手を信じる気持ちから

 

あなたの緩やかな見守る姿は 

あなたが接する相手に自信を与え

物事の流れを変えていくことも出来るでしょう

 

 

 

 

(緑)パワーオブフラワーカード 10 

Manzanita マンザニータ 

 

母性 女性の強さ 女性性の尊厳尊重

 

マタニティに関する方や 子育てや子供など

「母」に深く根ざした方や活動をする方によく出るカード

 

今までのあなたの体験は大きな糧となり

経験や活動を通じて多くの人々に届くでしょう

 

またこのカードは女性の尊厳尊重を示します

 

体に感謝を送りながら 

女性であることを宝物として

溢れる豊かな愛を周囲に与えていきましょう