少し時間が戻りますが
今月初め
私は4ヶ月ぶりに実家に行きました。
久しぶりに両親と顔を合わせ
この日は夜中2時まで話し込み
その中で
これまでずっと言えなかった
小学校5・6年生の時の担任だった
女教師S先生の話を
初めて両親に話すことが出来ました。
こんなことやあんなこともあって
だから
「あの先生のこと
本当はだいっきらいだった!!!」
ってハッキリ言っちゃった。
私の突然の告白に
S先生を良い先生と思って疑わなかった父も母も
もちろん
ビックリ( ̄□ ̄;)!!
が そのトラウマから
私が気づいたことを話すと
母は
「S先生はプライドがあったのかもね。」
と 父も私も知らなかった
S先生の驚きの話を教えてくれました。
当時 S先生は
大きな高級車に乗り
授業中 ”うちの家柄”を
詳しく生徒に説明するほど
だれが見ても
”お金持ち”
だと思っていたけれど
どうも
そうではなかったようなのです。
母はS先生の元教え子だった近所の奥さんと
仲良しだったのですが
その奥さんから
「S先生がうちにお金を借りに来た。」
と聞いたことがあったそう。
「え? そんなことがあったなんて!」
と父も私もびっくり!!
私が妻となり母となってやっとわかった
「女としてのプライドを保つ」
という大人の事情。
50代にして独身だった先生は
自分自身を守るために
きっと 女としてのプライドを保つためにも
私たち生徒にまで
あんな態度をとらなければいけなかったのかも…
と改めて感じました。
私も 自分の
本当の気持ち
に気づき始めたのはつい最近です。
それまでに 今思うと
「自分らしくない」
行動をたくさんしていました。
それが
無理してでもがんばってしまう
変更できない
断れない
見た目の平和を保とうとする
などの生き癖だったわけですが…。
先生は私とは状況が違っても
必死で自分を保とうとしていた
という点で
やっぱり私と似ていたのだと思います。
S先生のこと
だいっきらいだったけれど
S先生の心に共感出来て
先生が悪いとは思えませんでした。
好き 嫌い
良い 悪い
完全に100%
どっちかじゃない気持ちも
「あり」
ですね。
つづく
人間関係 見つめる 鏡
好き 嫌い
今気になっている人はいますか?
どんな感情が湧くにせよ
その人はあなたに自分の姿を見せてくれる
鏡の存在です
これまでは避けてきたかもしれない
または ただ感情的になるだけで
その時はわからなかったことに気づき
しっかり見つめられる時なのです
今までスルーしてきたことに対して
本心を素直に伝えましょう
相手の人に誠実に対応すると絆が深まり
人間関係も大きく変化していくでしょう
プライド 誇り 自尊心 エゴ
本物のプライドを持っている人は
偉そうにしたり
強く見せたりする必要はありません
目標を高くし過ぎている可能性も
あるかもしれません
冷静に自分を見つめる目を持ちましょう
人からの評価に左右されて
一喜一憂することなく
自分自身に誇りを持って謙虚に
あなたの力を思う存分発揮していきましょう
また 自分のエゴに向き合える時でもあります
落ち着いて 心を見つめてみましょうね
ジャッジ つりあい バランス 調和
「これはつりあっている 正しいことだ」
外側の人や起こる出来事を自分の思いで計り
人は自分の心の中の天秤で物事を見て
つねに評価や判断を下しています
つりあっていれば 感情的にも平衡に保たれ
つりあってないと 重い怒や哀を感じて傾く
この天秤は人それぞれ 違います
なにを良い悪い 正しい間違いと感じるか
同じ場面を体験したとしても 喜怒哀楽
もっと微妙に感情も違う反応をします
自分の正義の剣で対象を成敗するのではなく
相手の天秤を慮り 自分の心に目を向けましょう