本日の鑑賞作品

 

実話怪談系のお話の中で

移植手術をしたレシピエント患者の嗜好が変わって

ドナー患者の嗜好になっていく、というものがある

移植した臓器、パーツが記憶を持っているからなのか?

と考察されているけれども

 

私も昔とは随分嗜好が変わった

ギトギトした脂気の多い肉は食えなくなった

大好きだった激辛系も食えなくなった

酒も1杯呑んだだけですぐに酔うようになった

食べ放題系は大好きだったのに今は見向きもしない

 

私は臓器移植等受けていない

これはただ単に老化現象、と理解している(笑)

 

この作品

 

移植医療専門医であり大病院の院長である男

彼には同じ病院に勤める女医と不倫関係にあった

それを知る院長の妻は何度も自殺未遂を繰り返している

ある日嫉妬に狂った妻は

院長の名前を語って女医にプレゼントを贈る

彼女は嬉しそうにその箱に手を入れたのだが

狩猟用の罠が仕掛けられており

彼女は手首から先を失ってしまう

連絡を受けた院長は緊急手術を行い何とか手は接合されたのだが

次第に女医の行動に変化が起きて行き・・・

 

という韓国発のホラー映画

 

序盤は院長と妻、愛人である女医の三角関係のドロドロが続く

結構セックスシーンもあるので

小さなお子ちゃまに見せるときは注意が必要かもね(笑)

 

中盤は移植手術後の怪異が中心に描かれ

それ以降は少しスリラー的な展開に

まぁどうせ犯行を来したのはあの人でしょ、という

想像通りにストーリーは進んで行ったので

謎解きとしては不満だったかな?

 

全体的にホラー的描写は乏しい

もっと憑依(?)された女医さんの急激な人格変化ってのを

派手に演出させた方がより怖さも感じられたのではないかな?

 

最後まで院長のクズぶりが目立ち続けた、そんな映画でしたね