本日の鑑賞作品

 

タイ郊外のとある村

一人の少女が田んぼに転がっていた大きな卵を家に持ち帰る

姉に怒られた彼女は卵を持ったまま行方不明に

そしてその家族の村は得体の知れない怪物に襲われ

多くの人達が殺されてしまう

やがてその怪物は街中へも移動して行き・・・

 

というタイ発のモンスターパニック映画

 

昨今いろんな国でこういうUMA関連の作品を見掛けるが

ついにタイでも作製されたのか、と興味津々で鑑賞

 

序盤から怪物は登場するのだがその様相は

半漁人のような感じでもあり、エイリアンのようでもあり、と

ちょっと微妙

 

それから中盤まではいろんな人達の事情が絡み合っての構成で

ちょっとストーリー自体が分かりづらかったな

何だかバラバラ散りばめられたのを編集したような感じで・・・

 

終盤以降はモンスターと人間との対決となるわけだが

自動車内の人間が襲われるシーンなどは

「ジェラシック・パーク」と似てるなぁ、と苦笑

それに警察が全てにおいて対処しているが

巨大怪獣相手だったら軍に要請しろよ、と突っ込みたくなる(笑)

 

ラストに掛けては

人間の憎悪からの解放というテーマに触れられていて

宗教国タイらしい内容だな、と

 

途中まで退屈な映画かな?と思いながら見ていたけれども

終盤以降は、ただパニックで終わってしまうような内容でも無く

少し深みを感じさせる描き方であったためか

全体としては満足出来る作品でした

 

結局卵を持ち帰った少女の家族

怪物に魅入られた、取り憑かれたって感じなのかなぁ・・・