本日の鑑賞作品

 

ホラー映画撮影のために、とある一軒家を訪れた撮影クルー

しかしその家は以前地下室で無理心中があった

曰く付きの場所であったらしい

そんな事情を知らない新人女優

拙い演技で監督に罵倒されるが

撮影中、人が居るはずのない部屋の襖から

白い手が出て来るのを目撃してしまい

以降撮影クルーに不可思議な現象が起こって行く・・・

 

というホラー映画

 

過日

演技指導と称して女優さんにセクハラをしまくっていた監督が

逮捕される事件があったけれども

この作品の序盤もそんな事件を想起させてしまう映像があって

あぁ、業界ではこういうの、日常的にあるのだろうね、と

訝しく思ってしまうよなぁ

 

中盤以降は

怪奇現象と、この家に宿る怨霊の正体が徐々に分かって行く構成

そして終盤は

怨霊の正体が現れ男性スタッフが襲われるってことになるのだが

もう全体的にホラーとしては消化不良・・・

 

もっと撮影クルー皆に凄まじい怪異が起こった方が良いし

ラストの男性スタッフが何故襲われたのかも分からんし

何より死体発見したら警察通報していないのも不自然だし

 

出演俳優さん達は結構しっかりとした演技しているなぁ、と思っただけに

もうちょっと脚本と演出に工夫を凝らしてもらいたかったなぁ

 

残念なジャパンB級ホラー映画でした