本日の鑑賞作品

 

数年前から映像界を席巻している

「シン」シリーズ

 

シン・エヴァンゲリオン

シン・ゴジラ

シン・仮面ライダー

シン・ウルトラマン・・・

 

もう何でも「シン」を付ければ当たるのか?

と思えるほど乱立しているけれども

ついにこの映画にも「シン」が付いてしまった(笑)

 

この作品

 

110年の時を超えて復活したタイタニック3号が

航海の旅に出た

館内には沈んだタイタニック号から回収した遺品を展示しており

そして目的地は沈没地点に向かうこと

だがそれは現地で無くなった死者達への冒涜であるとともに

遺品を売りさばこうと目論む金の亡者達への復讐の怨念を

呼び起こす結果となり

館内で怪奇な現象が出現していく・・・

 

というホラー映画

 

もう笑っちゃうしかないエンターテインメントホラーなのだが

個人的には発想自体は悪くないな、と思ったけどね

ただ何分にも脚本と演出が大雑把

怨霊達が乗客に襲いかかるシーンも

終盤に掛けて怨霊達が船を沈没させていく過程も

本当に雑で真のB級映画となってしまっていた

 

亡き船長の亡霊の無念さ

沈んで亡くなった亡霊達の嘆き、悲しみ、怒りを

もっと丁寧に描いていたら凄いホラーになり得たのになぁ

 

ただ船が傾いて沈んで行く映像は

本家とあまり遜色なく作られていたのは

ちょっと感心したけれども・・・

 

この作品では

ディカプリオのようなヒーローはいなかったようで(笑)