本日の鑑賞作品

 

ノースカロライナ州の湿地帯で一人の青年の死体が発見される

警察は容疑者としてその湿地帯に一人で住んでいる

「湿地帯の女」を拘束する

裁判が始まるのだが次第に彼女の壮絶な半生が明らかになり・・・

 

というミステリー映画

 

全世界で累計1500万部を売り上げた、という

有名なミステリー小説の映画化なんですね

知らなかった・・・

 

映像は湿地帯という特殊な自然環境を存分に描き出されていて

序盤はドキュメンタリー作品にでもなり得そうな雰囲気

 

ストーリーは父親からのDV、母や兄弟との別れ、

町の人々からの偏見、差別という

もうこれ以上に無い不幸というものをふんだんに取り入れていて

悲しみと寂しさを感情移入させる描き方

 

事件の謎解きに関しても

必死に生きている彼女に

湿地帯という大自然が協力してくれているかのような場面もあって

なかなか面白かったですね

 

最後の最後でさりげなく、あっと驚く結末を見せるのも

なかなかやるなぁ、と感嘆してしまいました

 

ちょっと重いけど見応えのある作品でした

 

主人公の少女時代を演じた女の子、良い演技してましたねぇ・・・