本日の鑑賞作品

 

アメリカ、オレゴン州のとある街

学校で働く女性教師

彼女はかつて父親から虐待を受けていたトラウマを抱えていた

そんな彼女のクラスに

内向的で自分の殻に閉じ籠もっている男児がいる

彼女は彼は虐待を受けているのではないか?と危惧し

彼の自宅を訪ねてみるのだが

中からおどろおどろしい物音が響き渡り恐怖を感じる

同時期、街では異常な死体が発見される

どうやら何者かに食われた様子なのだが

歯形が人間ということが判明し・・・

 

というホラー映画

 

アメリカ先住民族に伝わる怪物「ウェンディゴ」の伝説を

モチーフにした作品のようで

冒頭から、それに襲われるシーンから始まるので

退屈することなくストーリーに入り込めた

 

怪物自体は終盤にならないと、その全貌は分からないのだが

怨霊の如く人間に憑依して行く、という展開は

ちょっと異形のモンスターという感じがして面白い

 

直接の殺戮シーンは無いのだが

とにかく怪しい雰囲気満載の男の子の演技が秀逸だったなぁ

顔の表情、目の動きとかがとても印象に残った

 

全体的にはそれなりに楽しめるホラー作品、と思うけど

主人公の女性教師のトラウマはあまり必要なかったんじゃない?

何かアルコール依存を思わせる演出もいらない気がしたけど・・・