
これは最近見直した1枚。
オーストラリア産プログレ・バンド、セバスチャン・ハーディのギタリスト、マリオ・ミーロの79年ソロ・アルバム。の、オーストラリア・オリジナル盤です。
セバスチャン・ハーディは英米以外から突如出現したプログレ名作であるファースト「哀愁の南十字星」でデビュー。当時日本でめちゃくちゃ売れたのか、中古レコード屋のプログレのエサ箱にはほぼ必ずあります。
一方でセカンドである「風の詩(原題Wind Chase)」はほとんど見かけることがなく、こっちはあまり売れなかったものと推測されます。内容もファーストを踏襲したたおやかなシンフォニック・ロックですがファーストほどのインパクトはなく、売れなかったのは当然かな、という出来。
その後バンドはセカンドのタイトルであるWind Chaseに名前を変えて実質的サード・アルバムを発表。こちらは国内盤はキング(ファーストとセカンドは日本ではフォノグラムから)のたしかNEXUSシリーズから出ていたかと。テクニカルなフュージョン色が強くなり、カッコいいアルバム。そしてこのアルバム、という順序。
で、この作品をあらためて聴いて良いな〜と思いました。まずレコードの音質がスゴく良い!セバスチャン・ハーディのファーストのオリジナル盤もけっこう音よいですが、比較にならない位の良さ。冒頭のアコースティック・ギターの響きからして素晴らしいです。内容も適度にプログレ色ありながら難解なインタープレイに走ることなく、聴きやすいアレンジで楽しめます。本人と思われるボーカルもグー!
「音の良いロックのアルバム」に加えて良い作品だと思います。
