
これはいくつかのメーカーの合同ブースで、ワタシが訪問したときはちょうど青森のメーカー、光城精工のセッションでした。
自ら「しゃべれるエンジニア」と称するジーパンのイケオジ氏がプレゼン。
電源タップの比較試聴という内容でしたが、紹介していたブットいタップはどれも30万とか20万とか。この会社の仮想アースは一時ドはまりして使ってましたが、求める音の方向性に合わないため手放しました。企業説明によると台湾のメーカーに協力し仮想アースを内蔵したスピーカーも発売になるとか。
自称どおりイケオジ・プレゼンター氏はよくお話になり、ターンテーブルにとっくに載ったレコードはなかなか再生されず。そのレコードとはビリー・アイリッシュのアルバム。聴いたことないのでどういう音源でどういうポイントで比較をするのだろう?という興味が。ですがようやく再生が始まるとアタマに「?」がたくさん。
左右から分離した打ち込みのドラムやベースが流れ、ビリー・アイリッシュのややエキセントリックなボーカルが。サウンドは断続的でときどきストップ。プレゼンター氏も「ちょっと面白い音源」と言ってましたが、コレがどうして選ばれたのか。説明があったのかもしれませんが、安い方の電源タップを使った再生が終わった時点で退室してしまったので、本当のところはわかりません。
ですがワタシはこの音源で数十万円するアクセサリーの購入は決められません。まず音の評価には「こういう音で鳴ってほしい」という基準が必要かと。なのでよく聴いて知っている音源や、音をある程度イメージできる楽器が使用されていることが必要です。ですが、そもそも打ち込みの音は元が無なのですから、無いものはイメージできません。
また左右の音が分離していると音場がセンターにできませんから音像を基準に比較することも難しくなります。これらの理由でギモンを持ったワケですが、今回アナログ再生ではデジタル録音のポピュラー音源が多いと感じました。
これはもしかすると、ストリーミングで何億という曲が聴き放題なご時世にあって「オーディオ界だけいつまでたっても同じような音源ばっかり?」と言われるのはマズい、という考えがあるのでは?と深読みしましたが、実際どうなのでしょうか。まあどこもストリーミングを流してますから、古い録音のアナログは古臭く感じるのでしょうね。
あ、使用されていたハーベスのスピーカーはこんなに低音も出て良い音がするのか、と感心しました。
