
このところモノラル盤の再生に耽溺。
オーディオに偶然ある工夫を行ったところ音像が素晴らしく見通しが良くなり、毎夜ジャズの偉人たちに我が家においでいただいてライヴ状態。オーディオの常識的にはまったくの反対方向ともいえる変更なので、本当に不思議なのですがオーディオはそういうものかな、と。
これは昨日プレイしたレコードで昨年ゲットした1枚。ハンク・モブレーのブルーノートにおける数多のリーダー作の1つである「Hank」。いわゆる「1500番台」です。ブルーノートのUSプレスのレーベルについてはまだ全然分かっておらず、あるサイトを参考にして調べてますが、それによるとこのアルバム (Blue Note BLP-1560)より後の番号のアルバムで「NEW YORK 23」レーベルから「47 WEST 63rd」レーベルにレーベル表記が変更になるようなのですが、このアルバムのみは「47 WEST 63rd」レーベルしか存在しないとのこと。なので一応コレがオリジナルということで良いようで一安心。盤が分厚くてエッジがツルツル滑ってうっかり落としそうになる感じは、初期プレスを感じさせます。番号が割り振られていて発売も決まっていたものの、発売が他のアルバムよりも何らかの事情で後になったのでしょうか。ナゾですね。
もう一つのナゾはこの盤のイコライザー・カーブ。ブルーノートはRIAA統一後もAESが使われていたとされており、ワタシもたいていAES設定でブルーノート盤は聴いて良いように思いますが、コレはリーダーのサックスの響きに違和感が。ちょっと頑張りすぎでないかい?と思ったので試しにRIAAに設定変更したところ、お〜良い感じ。ハンク・モブレーは豊かなトーンで速い曲であってもゆったりした歌いまわしにて、コルトレーンではなくペッパーよりだと思っていますが、AESだとややコルトレーン臭が。RIAAにすると「まあ、そんなにがんばらんでえ〜やん」という感じで癒されますね。一部だけRIAAカッティングというのも不思議なハナシなので、今後の研究課題かと。
最近イコライザー・カーブについて興味深い記事を拝見したので貼り付けておきます⇩。

