これは久々に聴いたロックのオリジナル盤。
イギリスのプログレ大物バンド、ジェスロ・タルの2枚目「スタンド・アップ」UKオリジナル盤。レーベルはワタシは「オレンジ目玉」と呼んでるタイプ。
見開きジャケットを開くとまさしく「スタンダップ!」します。
レーベルは表面がザラザラと凹凸ありセンター付近に円心状に深溝が。これは「Orlake工場」製ということかと。宮殿のマト2盤と同じですね。
マトリックスは「+A」「+B」で枝番号なし。音質はさすがは初版で、グッと迫ってくる演奏。
さてこのアルバムについてはUK盤が3種類手元にあります。2番目はワタシが「センター黒目玉」と呼んでるタイプ。これは69年にごく短期間のみ使われたタイプ。今や出ればユニオン・セールの目玉になるであろうニック・ドレイクのファーストはコレがオリジナルですね。マトリックスは初版と同じで、音質は当然初版と同じ傾向ですが、やや鮮度が落ちる印象。
そして3番目がいわゆるピンク・アイランド・レーベル。これもOrlakeプレスですが、マトリックスが「+A2」「+B2」に。(「1」は?という疑問は置いて先に進みます)この盤の特異な点はB面がレーベルのギリギリまでカッティングされていること。ギリギリというか、マトリックスを打ったところがレーベルとかぶっており、レーベルでマトリックスがほとんど見えないという事態で完全にアウト。
で、こういうカッティングを見ると「もしかしてラウドなのでは?」と期待するところ。大体この手の期待は淡く散ることが多いのですが、このプレスについてはどう聴いても初版やセカンド・プレスよりB面は音がデカく、いわゆる「ラウドカット」盤。この3枚の中でどれがオススメ?と問われれば基本はファースト・プレスですかね〜、ですが、ユニオンとかでピンク・アイランド盤が後期プレスということで安く出ていたら、断然コチラがオススメ。
20年前くらいに海外から阿呆のようにレコードを買っていた頃、このアルバムは安かったので(初版はそれなりに高かったですが)こういう遊びができましたが、今となっては黒歴史です。