
これは京都のレコードショップGGにて出てきた1枚。
クイーンのファースト・アルバムUKオリジナル盤、マトリックス両面3Uのファースト・プレスです。
今回の盤の素晴らしさはそのスタンパーの若さ。A面はなんと1-G!(B面は1-GA)何がなんと!かを解説しますと、EMIの盤をプレスするためのスタンパーに作った順番がふってあり、マザー番号1が最初でこのマザーから作ったスタンパーに順に「GPAMOPHLTD」というアルファベット9文字を1→0に当てはめてふっています。つまり1でG だと一番最初に作られたスタンパーなので鮮度が高い(のでは)という半ば妄想の世界。
STEREO1月号のヴィニジャンに載っていた盤を比較したUKオリジナル盤は、もっとスタンパー番号が進んでいたヤツなので、コレで比べれば文句ないでしょ〜というワケ。
さっそく一曲目で比較。今回入手した盤はさすがの初期スタンパー盤でギターの音が太く、ドラムもドッシリ。シンバルなどの繊細な音も良く出て奥行きある良い音。さすがといえる音質。
で、記事に載っていた東南アジア共通プレスの登場。ご覧の通り⇩⇩レーベルは少し茶色が濃いですがUKオリジナル盤と全く同じデザイン。マトリックスは手書きで枝番号なし。これも一曲目をプレイしてみましたが、冒頭の左右のギターから鮮度が別モノ。ドラムもタム類の位置がハッキリと描出。オーディオのセッティングによってはUKオリジナル盤の方が迫力があってよいかもしれませんが、やや音像が肥大していて東南アジア盤の方が「クリア」「音像クッキリ」という印象。今回比べてみると東南アジア盤は音量は特に大きくはなく、ラウドカットというわけでもなさそうです。
レコードショップGGではこのレコードを含め数枚試聴をオファーしましたが、1000円の盤は備え付けのタンテにてジブンで試聴、このレコードなどは店内プレイで試聴、というルールを告げられました。あ〜ナルホド、安いレコードは自分でかけても良いけど高いのはダメなのね、と思って「値段ですか?」と店主に尋ねると即座に「イヤ、違います」との返答。その後雑談のときに理由を聞きそびれましたが、このお店、まだまだ何か隠しルールがありそうなので、今後探っていきたいですね。

⇩これは東南アジア盤
