
これも是非田中さんにお聴かせしたい、と持参した1枚。
昨年ステレオ誌の取材後に京都にて漁盤の折、某レコード店のロックえさ箱をパタパタしていると突如このレコードが。それはどう見てもZEPの2枚目のUSオリジナル。レーベルはブロードウェイ・アドレス、ジャケットの色も小豆色のオリジナル調。そして値札には「3800円」のプライスが。20年前は2000円くらいで買えましたが、これくらいキレイなのは現在5000円を下回ることはまずなし。RL盤に至っては美品が20万に近づきつつありますから、このプライスは破格に映りました。
検盤したところさすがにRLはなくマトリックスは両面「J」という見慣れないものでしたが、音溝は良い感じでウネッていて「もしかしたらRLを超えるスゴい音かも」との妄想をかきたてられ、結局ゲット。
ワクワクしながらターンテーブルに載せて出てきた音はまさに「爆音」ではなく「爆笑」。これはヴィニジャンねたマスト!となった次第。田中さんにお聴かせした第一声は「ロバート・プラントが右に!」いつもはセンターにて胸毛モリモリの胸をはだけてシャウトしているロバートくんが、胸毛を脱毛してシャツのボタンを上までキッチリとめて舞台の上手奥に引っ込んでボソボソと歌っている感じ。演奏も音がペラペラに薄くかつ変なエコーがかかっていて「少し変」レベルではなし。
ラフ・ミックスが間違ってカッティングに使用されたか逆相でカッティングした、とニラんでますが、RLプレスを回収するならコッチを回収しろよ、と思う不具合盤。
田中さんに「まさしく『JJ(じぇじぇ)!』な音でしょ〜」と言ったら「古いな〜」と呆れられましたが、オヤジギャグのキレも鈍らせるほどの衝撃(笑撃)プレスです。
