
今日は休みなので溜まった未整理盤を洗っちゃ聴きの日。
これは福井の裏路地みたいなところに所在する半オーディオ、半レコード店のようなお店から出たもの。入店したときは吉田拓郎やアリスしかない店かと思いましたが、結構面白いものが。ですが良いレコードに限って値段がついておらず、留守番の店員?は「店長いないからわからない」というばかり。結局もう閉めますというので値札がついていたコレをゲット。
これはカナダ出身のシンガーソングライター、エレン・マキルウェインの1973年作品『ウィ・ザ・ピープル』。USオリジナル・プロモ白レーベル盤。この方、高校卒業まで神戸に住んでいたようで、卒後アメリカに帰国してからは当時流行っていたサイケ・バンドのボーカルで活動。このころジミヘンと交流があり、ジミヘンのドキュメンタリー映画にも出演。ジミヘンからは「ギターを声として使うこと」を学んだそう。
冒頭から本人の弾く激しいアコギのカッティングが鳴り響きます。日本ではフリー・ソウル系の盤として人気があるようでたしかにグルーヴィな曲もありますが、ゴスペルありカントリーありのバラエティ豊かな内容。最後にはインドのラーガっぽい曲まで。しかしなんといってもこのレコードを聴いて楽しい盤にしているのは音質。送り溝には「STERLING」刻印と「RL」サインがあり、良好音質印のボブ・ラディック盤。プロモ盤のせいかクリアさとラウドさが同居したRLサウンドをいつにも増して堪能しました。
