フォノグラム・タイプのマトリックスといえばこのアルバム。クリムゾン・キングの宮殿UKオリジナルです。このタイプのマトリックスとして存在が知られているのは「両面1」「両面2」「2と3」「両面3」などで、「2と4」もあったような気がします。最初に挙げた両面1は非常に数が少ないことが知られており、少し前に150万円くらいで売られていたので、現在はもう少し上がっているかもです。両面3以外はすべて聴いたことがあり(両面1はレコード師匠に聴かせていただいたことあり)ますが、両面2が一番ラウドで良い音だと思います。それがコレ。レーベルに小径の深溝がありレーベル表面がザラザラ。普通のピンク・アイランド盤に比べて分厚くて重く、エッジの処理が雑です。これをAESカーヴで再生。
う〜ん予想以上に違う・・・今のところAESにすると・デシベルを上げたように音が出てくる、・低音が暴れだす、・音像が広くなる、などの変化があるように思われます。このアルバムで音像といえば「ムーン・チャイルド」。ボーカルは右側に定位し左側でシンバルが空間に浮かんで鳴ってます。「風に語りて」のフルート・ソロは美しい響きとなり泣けるほどの美しさ。左側に定位しているマイケル・ジャイルズのドラムの素晴らしさ!こんなに新鮮な感動をもってこの名盤を聴いたのは久しぶりの体験となりました。